全国的にはモータースポーツが行われる、
ツインリンクもてぎ』が有名な
栃木の茂木にある那珂(なか)川には、
昭和から知られている心霊スポット
大瀬橋が架かっています。

大瀬橋を架ける工事中に、
空気ポンプの故障で作業員6人が一酸化炭素中毒で死んでから、
作業員の幽霊が現れると言われています。

水色が眩しい大瀬橋を望む場所に、
工事で亡くなったかたの慰霊碑がある
のですが、
近くにバーベキューができる場所や、
キャンプ場があるとどうしてもそちらの方を注目してしまいます。

私の友人が大瀬橋の近くを通った時に、
橋の足元に作業服を着た人が立っていたのを見たことがあるのですが、
他の作業員の姿は見えないし、
川に入ってじっと立っているのが不自然だと思ったそうです。

この手の話にあるような、
幽霊を見たら事故や不幸が起きるという話は聞きませんし、
友人の身にも何もおきていません

なんとなく私は、
近くでバーベキューの賑やかな声を聞いて、
幽霊はうらやましいと思っているのかもと思っていました。

そんな感じで、
どちらかと言うと穏やかな場所だと思っていただけに、
本当に人が死んだと聞いた時は下腹が縮み上がってしまいました。

それは2009年の8月、
埼玉県から家族で遊びに来ていた26歳の男性が、
バーベキューをしている時に那珂川を泳いでいる時に起きた事後です。

泳いで反対側の岸に渡った後、
家族がいる岸に戻ろうと泳いでいたら、
突然に川に流されたようです。

まだ若く、
増水したり水流が激しかったというようなわけでもなく、
場所が今も幽霊が目撃される場所だけに、
どうしても怨念という言葉が頭から離れません。

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