〒590-0521 大阪府泉南市樽井6丁目
丸井・○井病院と呼ばれていますが、
正しくは『南海病院』という名前のようです。
昭和60年前後に閉鎖されてから、
長いあいだ放置されていました。
建物の形が円形だったから・壁に落書きされた「○病」から、
『まるい』病院と呼ばれだし、
それから丸井病院(○井)として広く知られるようになります。
この病院が建てられたであろう時代は、
新しい時代の形を模索していた時代で、
今みてもユニークだと思える建物が建てられた時代です。
丸井病院もそんな建物のひとつで、
輪っかを重ねたユニークな姿もあって、
人気の心霊スポットでした。
大阪の知り合いのAから、
すでに建物は解体されているという話と一緒に、
実際に肝試しをした方の体験談を聞きました。
建物にはベットや椅子以外にも、
治療用の機器が多く残されていて。
何故かカルテやレントゲンに領収書なども残されていて、
そのかたには夜逃げした病院だと感じられたそうです。
その時は、
仲間のひとりが突然嘔吐をはじめたり、
倒れて動けなくなった人もいて、
大騒ぎになったそうです。
「丸井病院で手術すると必ず失敗する」とウワサされていますが、
なぜか手術で死んだ幽霊がでるとは聞きません。
建物の斬新な姿が悪いものを呼び集める姿で、
その悪いものが流したウワサなのでしょうか。
知り合いのAが、
カンの鋭い友人と丸井病院跡地の近くを通った時に、
友人が「この辺りなんだか嫌な感じがするけど、
なんでだろ?」と言っていたそうです。
丸井病院は街なかにある病院でしたが、
機材やカルテまでもが放置されたままで、
長い間放置されていたあたり、
相当な業を残しているのではないでしょうか。
2019年5月16日 at 9:18 AM
私が学生の頃の話です。
当時、学校内では廃校になった学校や山奥にある公園や森などの心霊スポットに、怖いものみたさで肝試しにいくのが流行っていました。
ある日私が友人の家に泊まりに行った時に、友人の大学生のお姉ちゃんとその男友達3人の計4人で廃業になって
潰れた病院が心霊スポットになっているとの情報を入手したとのことで、肝試しにいくと行って準備をしていました。
友人の姉に「一緒にいく?」と誘われたのですが、当時私は高校1年生だったこともあり、一緒にいた男友達に「夜も遅いし、高校生はやめときな」と言われたので、
私と友人は友人の家で留守番をすることになりました。
すると、朝方の5時ごろに帰宅をしてきた友人の姉はけっこうぐったりした様子でした。
友人の姉はそのまま布団にもぐりこみ眠ってしまったのでう何があったのかその日は聞けずに終わりました。
そして、1週間ほどたった時、また友人の自宅に遊びに行ったら、友人の姉が腕に包帯を巻いていたのです。
どうしたのか聞いてみると、南海病院に行った夜、遊び半分で病院内に忍び込み、手術台の上でふざけておどったり、
病院内にまだ置かれていた器具などを触ったとのことでした。すると、その病院に忍び込んだ男友達2人のうち、一人はバイト中に火事にあい、
腕を大火傷し、もう一人はバイクで事故を起こして足を骨折してしまったのです。そして友人の姉は階段から足を踏み外し
骨折。病院内に入った友人と友人の姉が次々と怪我や事故を起こしてしまったのです。
しかし、南海病院まで車を運転していった運転手の男友達は、唯一病院内には入っていなかったからか、
彼だけは事故にも怪我にもあうことがありませんでした。
この話を聞いた時は背筋が凍りました。