〒503-0625 岐阜県海津市海津町油島 リバーサイド千本松原
千本松原というやたらと松が植えられている所が岐阜にあり、
木曽三川公園から川の中に伸びる松の道という感じの場所で、
この辺りに引っ越して来た時から珍しい所だなと思っていました。
千本松原は江戸時代に造られたのですが、
犠牲者も出たとても難しい工事で、
工事の責任者が責任をとって切腹したようです。
その頃は運動不足を気にしていたので、
昔の人の命がけの工事に比べたらこのくらいの運動なんて、
そんな風に気合が入るのでよく千本松原で散歩をしていました。
川の中にあるから夏でも肌寒いと感じる時があると
思っていましたが、友人数名と千本松原におとずれたときに、
この場所がワケありの場所だから寒気を感じていたのを
知ることになりました。
友人が知り合いのAさんを連れて来たのですが、
Aさんは霊感のある人で、
その時にここには近寄らないほうがいいかもと言われました。
Aさんによると霊の気配がそこら辺にあって、
なんとなく嫌な気配を感じる霊も混じっているということでした。
そう言われると妙に肌寒く感じる事があるのも、
よくない霊を感じているのかと気になりだして、
私の足は千本松原からは遠のいてしまいました。
千本松原の事を調べてみると、
この辺りの水害を減らす目的よりも、
工事をおこなった薩摩(鹿児島)の力を減らすのが主な目的で、
薩摩には多額の借金が残ることになり、
そのことで40人が切腹をしたという話を見つけました。
昔の人が困難を乗り越えた証が千本松原だと思っていましたが、
裏の一面を知ると切腹した40人から見ると恨みの象徴なのだと思います。
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