〒679-1133 兵庫県多可郡多可町中区糀屋 糀屋ダム

翠明湖(すいめいこ)に潜む心霊スポットの闇

兵庫県 心霊スポット 兵庫県 糀屋ダム(こうじやダム)&翠明湖(すいめいこ)

兵庫県多可郡多可町に位置する糀屋ダム(こうじやダム)は、翠明湖(すいめいこ)と呼ばれる美しいダム湖を擁する自然豊かな場所です。ダム周辺は翠公園として整備され、春には桜が咲き誇り、訪れる人々に穏やかな風景を提供します。しかし、この風光明媚なスポットは、同時に日本でも有数の心霊スポットとして恐れられています。自殺の名所としての暗い過去と、数々の怪奇現象の噂が、糀屋ダムに不気味な影を落としています。この記事では、その歴史的背景と心霊スポットとしての情報を詳しく探ります。

糀屋ダムの概要と歴史

糀屋ダムは、1969年に完成した重力式コンクリートダムで、揖保川水系の水資源管理や洪水調節を目的として建設されました。ダム湖である翠明湖は、その名の通り透き通った水が特徴で、底まで見えるほどの美しさを誇ります。翠大橋(みどりおおはし)が湖を横切り、周辺には遊歩道や公園が整備され、釣りや散策を楽しむ人々が訪れる一方で、その静けさが逆に不気味さを助長しているとも言われます。

しかし、糀屋ダムの歴史には暗い一面があります。地元では古くから「自殺の名所」として知られ、特に翠大橋からの投身自殺が多発しているとされています。コロナ禍以降、生活苦や精神的な悩みを抱えた人々がこの地で命を絶つケースが増加し、年間数十人とも言われる自殺者が出ているとの噂があります。この悲劇的な背景が、心霊スポットとしてのイメージを強固にしました。

心霊スポットとしての糀屋ダム

糀屋ダムが心霊スポットとして語られる理由は、自殺者の霊が彷徨うという目撃談や怪奇現象が後を絶たないことにあります。地元住民や訪問者の間で囁かれる噂は多岐にわたり、その不気味さは増すばかりです。

1.自殺者の霊と白い人影

糀屋ダムで最もよく語られるのは、「白い人影」の目撃談です。特に翠大橋の周辺で、白い服を着た人影が橋の欄干に立っていたり、水面に浮かんでいたりする姿を見たという報告があります。これが自殺者の霊だとされ、夜間に橋を渡る際に突然現れることがあると言います。また、「橋のたもとで首を吊ったような影を見た」という証言もあり、首吊り自殺の現場を連想させます。

2.叫び声と異音

トンネルやダム湖周辺では、「助けて」「死ね」といった叫び声や囁き声が聞こえるという体験談が多数あります。特に夜間や霧が立ち込める時に顕著で、誰もいないはずの場所から響く異音に恐怖を感じた訪問者が後を絶ちません。地元では、これが自殺者の無念を訴える声だと考えられています。

3.車の異常と心霊写真

ダム周辺を車で訪れた人々からは、「エンジンが突然停止した」「電装系が異常をきたした」という報告が寄せられています。また、写真に白い影や顔らしきものが映り込む「心霊写真」が撮れることも多く、特に翠大橋や公衆トイレ付近で撮影するとその確率が高いと言われています。これらの現象が霊的な影響によるものかは不明ですが、恐怖を煽る要素となっています。

4.自殺対策とダムの現状

糀屋ダムの自殺多発を受け、ダム管理事務所や地元当局は対策を講じています。橋の入り口には「ちょっと待て、この世で活かそう、その勇気」と書かれた看板や、「いのちの電話」の連絡先が記された標識が複数設置されています。また、ダム職員が非番でも見回りを行い、不審な動きをする訪問者に声をかけるなど、自殺防止に努めています。さらに、投身自殺者の生存率を高めるため、ダムの水位を意図的に下げているとの話もあります。しかし、潜水調査で引き揚げられていない遺体が湖底に残っているという噂もあり、不気味さを増しています。

5.近隣の旧天神トンネルとの関連

糀屋ダムのすぐ近くにある旧天神トンネルも心霊スポットとして知られ、両者が霊的な繋がりを持つとされています。廃トンネルとなった旧天神トンネルでは笑い声や足音が聞こえるとの噂があり、糀屋ダムの自殺者の霊がこのトンネルに集まるとも言われています。この地域全体が霊的なエネルギーに満ちているとされ、訪れる者を恐怖に陥れます。

心霊スポットとしての真偽

糀屋ダムの心霊現象が本物かどうかは、科学的には検証されていません。風の音や光の反射、心理的な錯覚が体験談に影響している可能性もあります。しかし、自殺の多発という事実と、地元住民が語るリアルな話が、単なる都市伝説とは言い切れない重みを与えています。特に、ダム職員や潜水士の証言は、湖底に残る悲劇の痕跡を裏付けるものとして、オカルト愛好者の間で注目されています。

糀屋ダムでの恐怖体験談

何人かで『糀屋ダム(こうじや)』に、
ちょっとしたドライブに行った時の話です。

湖の真ん中にある翠大橋(みどりおおはし)で
犬を散歩させている人がいて、
駐車場には仕事をサボって車の中で昼寝をしている人もいる、
とてものどかな場所だとおもっていたのですが。

橋の入り口辺りに年季の入った、
自殺を止めさせようとする看板
があって、
嫌なものを見たなと思っていました。

友人Aが先輩から聞いた話なのですが、
この辺りで靴が揃えて置かれていたらしく、
先輩が魚釣りに訪れた時に警察から職務質問をされたそうです。

自殺という言葉が頭にあると、
サボって車の中で昼寝をしていた人も、
なにか悩みを抱えているように見えてきます。

自殺という言葉は引っかかりましたが、
私たちは翠大橋の真ん中辺りで景色を眺めて、
のんびりとした空気を楽しみました。

車を走らせてすぐに友人Bが気持ち悪いと言い出して、
その時は車に酔ったと思っていたのですが、
どうも霊を連れて帰っていたようで、
糀屋ダムをおとずれてから、
奇妙な出来事が立て続けに起こります。

全員一人暮らしなのに、
部屋に帰ると誰かがサッと動いたような気配を感じたり。

風が吹いていないのに部屋の飾りが動いていたり、
中には風呂あがりに意識を失って倒れた人もいます。

私も部屋の照明のカバーが急に落ちてきたときは、
体中に嫌な感触が広がって放心状態で落ちたカバーを見ていました。

私たちが連れて帰ってた霊は、
しばらくしたら何処かへ行ったようで、
不思議な出来事はおきなくなりました。

友人Aが先輩から聞いた話ですが、
糀屋ダムは昔は魚釣りで人が訪れていたそうですが、
何故かだんだんと魚釣りをする人は減っていたそうです。

現地の雰囲気と訪問時の注意

糀屋ダムは、昼間は穏やかな自然環境が広がり、桜の季節には花見客で賑わいます。しかし、夜になると人気が少なくなり、翠大橋の冷たい風や湖面の静寂が不気味な雰囲気を醸し出します。公衆トイレや橋のたもとは特に要注意とされ、薄暗い照明と寂れた看板が恐怖を増幅させます。

訪問を検討する際は、以下の点に注意が必要です。

  • 夜間の単独訪問は避ける:暗闇と孤立感が恐怖を煽り、危険な状況を招く可能性があります。
  • 敬意を持つ:多くの命が失われた場所であることを忘れず、不用意な行動は控えましょう。
  • 霊感が強い人は慎重に:気分が悪くなったり異常を感じたりする報告があります。
  • 安全確保:橋や湖周辺は足元が不安定な場所もあるため、注意が必要です。

糀屋ダムに関する心霊スポット情報まとめ

糀屋ダムは、翠明湖の美しい景観と、自殺の名所としての暗い歴史が交錯する心霊スポットです。白い人影や叫び声、心霊写真といった噂は、訪れる者を引きつけつつも恐怖に陥れます。自然の美しさと悲劇が共存するこの場所は、興味本位で訪れるなら敬意と慎重さを持って臨むべきでしょう。あなたは、糀屋ダムの闇に足を踏み入れる勇気がありますか?