賽の河原千畳敷の呼び名で知られる
島根県の石見畳ヶ浦は、
長い時間をかけて自然が創りだした
岩の景観が有名な海岸です。

私達は島根に旅行に行ったときに、
石見畳ヶ浦を観光したのですが、
ネットで「まるで異世界」といわれる景色は、
海外にしかないと思っていました。

しかし、日本にもこんな所があるんだと、
石見畳ヶ浦へ来て正解だったと思っていました。

千畳敷へ行くためにはトンネルを通るのですが、
トンネルが途中で石がゴロゴロしている洞窟にかわり、
観音様を祀った賽の河原のような所を通って海岸に出ます。

洞窟には光が入ってきていて、
洞窟の中は石の国のように感じられて、
私はこの場所で何枚も写真を撮影しました。

私が全員の写真を集めて、
ファイルアップロードサービスにまとめる係だったのですが。

ファイル名を揃えたり撮影した場所で画像を分けていると、
石見畳ヶ浦で撮影した画像の中におかしい画像
あることに気が付きました。

私達が石見畳ヶ浦にいたのは昼間なのですが、
夕方前後に撮影したような画像が混じっているのです。

色合いがおかしいというようなわけでもなく、
別の時間帯に撮影したとしか思えない画像に、
私はただ首をかしげることしか出来ません。

一番ドキッとしたのは、
洞窟に強い光が差し込んでいて、
逆光の中に子供のような影が写っていた画像です。

石見畳ヶ浦は海流の関係で色々なものが流れ着く場所で、
その中には海の事故で死んだ死体もあったそうです。

洞窟の観音様も、
海の事故で死んだ子供達の為にいる
そうなので、
私達は子供の幽霊にイタズラをされたのでしょうか。

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