〒336-0916 埼玉県さいたま市緑区宮本2丁目17 氷川女體神社
私達は古い風俗に関するレポート作成の為に、
埼玉県緑区宮本の氷川女體神社
(ひかわにょたいじんじゃ)を訪れました。
事前に検索で調べている時に、
氷川女體神社に子供が捨てられていた事があり、
それから子供の霊が出るという噂があるのを知って、
少し不安になりました。
私はこの少し前に、
幽霊が出るという別の史跡を訪れ、
オーブと呼ばれる白い球を撮影していました。
心霊現象を体験すると、
心霊現象が起こりやすくなると聞いていたので、
私は少し神経質になっていたのだと思います。
氷川女體神社へは東浦和駅から歩いたのですが、
思ったよりも距離があって、
やっと着いたという感じでした。
帰りはバスを使うことにして、
時刻を調べてから氷川女體神社に入ります。
氷川女體神の境内からは、
遺跡に続く『御幸道』が伸びていて、
御幸道には倒木が幻想的な景色を作っている池があります。
いかにも何かいわくがある雰囲気があって、
私は恐る恐るカメラボタンを押しました。
オーブも顔に見える影も写らなかったので、
私はここで安心して、
この後に聞いた声をネコの泣き声だと思っていました。
帰りのバスを待っている時に、
私がネコが鳴いていたと話しても、
誰もネコの鳴き声を聞いていないと言います。
御幸道を通った後に何度も『な~』
という鳴き声が聞こえていたのに、
私にしか聞こえていなかった事を知って、
後から寒気が襲ってきました。
氷川女體神社とバス停までは距離があるし、
恐い体験をした場所でお祈りをする気にもなれないので、
その日はそのまま帰りました。
氷川女體神社に出るという子供の霊は、
遊び相手を探しているそうです。
私が聞いた声は『ね~』と私を遊びに誘う、
呼びかけだったのかもしれません。
この出来事があってから、
どこで心霊現象を体験するかわからないので、
私はお守りを持ち歩くようにしています。
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