〒062-0034 北海道札幌市豊平区 西岡公園
札幌市豊平区の西岡水源池は、
街と自然の境目にある貯水池でした。
今は役目を終えて西岡公園にある湖として知られています。
西岡公園にある川にホタルが住んでいて、
そのホタルを見に行った時の話です。
Tがカメラを借りてきたので、
Tがカメラマンとして撮影した写真を見ていると。
西岡水源池のほとりの近くには、
ヨーロッパ風の取水塔が池から飛び出しているのですが。
何人かがその取水塔の窓に人影が見えるというのです。
私も普段なら見間違いだと思うのですが、
この写真だけは霊の影が写っていると思っています。
そう思うのは、
この写真を撮影した時にHちゃんが
この湖が怖いと言っていたからです。
西岡公園に着いたのはホタルを見るのに少し早い時間で。
日が沈むまで公園を散策るす事にしました。
景色が暗くなっていくなか、
西岡水源地が景色を写す鏡のようになっていて。
私は、
キレイと寂しいが混じった気持ちで天然の鏡に見とれていました。
こんな素敵な景色を見て、
全員が息を飲んだのでしょう。
Tは思い出したように慌ててカメラを構えて、
写真を撮影していました。
湖に出来た自然の鏡を見ていると、
Hちゃんがこの場所が怖いと言います。
この湖に向かう途中から落ち着かなくなり、
この場所はダメだと湖を見た時に感じたそうです。
Hちゃんは突然わいた感情に戸惑って、
とても不安そうにしています。
私はこの景色を見ていたかったのですが、
Hちゃんの様子が気になります。
西岡公園にはホタルを見に来ていたので、
これ以上暗くならないうちに移動することにしました。
後日、夜の西岡水源池へ行くと、
ここで死んだ霊に引き込まれるという話を知り、
Hちゃんが感じたのは、西岡水源池にいる霊だった
のだろうと思います。
2019年3月18日 at 5:00 PM
西岡公園内にある西岡水源地は、札幌の心霊スポットとして有名な場所です。軍用水道として作られており、水辺で幽霊を見たという目撃談が絶えません。ある大学で知られている怖い話がこの西岡水源地には存在します。
「夜ドライブしているときに、西岡公園に行こうという話が出た。心霊スポットとして有名だったので、女性は怖がったが男性は面白半分で早速現地に行ってみることになった。平岡の地区は住宅街となっており、深夜は静まり返っている。そのためいつもより怖さはひとしおだった。公園付近に車をとめ、早速水源地に向かうことになったカップル。夜の公園ということもあり、木々のざわめきしか聞こえない場所なので大変怖かったものの、男性がどうしても行くというので、ふたりで貯水池まで向かった。貯水池には当然誰もおらず、何も起きない。もちろん幽霊らしい人物の姿もなく、男性はとてもがっかりした。が、しばらくすると女性が悲鳴を上げて元来た道を走って逃げていく。男性は困惑したが、急いでその後を追った。女性は走りながら男性を見て、さらに悲鳴をあげた。どうやら男性が怖くて逃げたらしい。悲鳴をあげて車のところまでたどり着くと、女性はうずくまったまま男性の呼びかけにも応じない。長い時間が経過し、ようやく女性が顔をあげた。どうしたの、何があったと男性が聞いたところ、女性は青い顔をしたまま話した。”あなたの背後に白い腕がたくさんあった”と。”水辺から白い腕が伸びていて、あなたに絡みついていた。すっかりとりつかれてしまったかと思ったので、慌てて逃げた。公園を走っている間も腕は伸び続けていたので怖かった”女性はそう言い、黙ってしまった。男性は肩が一段と冷たくなったような気配を感じたが、振り返ることなく急いで公園をあとにした。」
水源地から白い腕が伸びてくるというのは、比較的よく知られている話です。昔すすきのなどで働いていた女郎さんが、身投げしたのではないかとも言われています。
2022年2月25日 at 1:45 AM
深夜のランニングで冬の西岡公園をついでに散策してきた。
噂されている白い手はまぁ・・・見えなかった。(氷で閉ざされていたからか?)
ただ心臓の鼓動音が聞こえるほど静寂過ぎたから夏に行くよりも怖さが半端ないのは確かだった。
幽霊よりも虫や取りの声やら木の葉の音など全く何も聞こえない環境の下で一人っきりだったのが何よりも怖い。
生まれて初めての体験だった。