当時、学生だった私は若さもあり夏の恒例
怪談話が大好きで友人達と面白い心霊スポットはないか?と
話は盛り上がっておりました。

誰かが「貝塚のさー、水間観音の廃旅館(一龍旅館)知ってる?」と言い出しまして、
夏の若さのノリで「行ってみようぜー!」みたいなノリで早速決行されました。

その時は特に何もなく、一龍旅館の中に浮浪者がいて怖かったくらいでした(笑)
それから、数年後私も成人してすっかり忘れていたのですが…

当時、付き合っていいた彼氏や友達と飲み会のときにそんな話になり私が、
当時の話をするとまたまた「行ってみよう!」みたいなノリになり…

後日日にちを決め、持っていく物や綿密に打ち合わせしついに決行の日…

ここからが、私の恐怖体験談になるのですが…
とりあえず、大人数で行ったので車3台で人数は10人くらいいました。

懐中電灯、ビデオカメラ、いざという時のための武器?(笑)
それぞれ、持参し現場に到着。

やっぱり、有名なのか先客がちらほらいまして
車を駐車するのに時間がかかり廃旅館前に到着したのが、もう丑三つ時…

同行していた数人の女の子のうち何人かは、気持ち悪いと入れない状態。
仕方なく、私も含めて女子は旅館の前で待機。男子達だけで入っていくこと数分…

私、基本見えない人なんですけど…
真っ暗なのに廃旅館(本館と新館があって本館の前にいました)の
2階の窓か視線が感じるんです…

窓か確実にちらちらと、誰か覗いてる…
「やばい!」と思って女子達を連れて車に戻り数分後…

男子達が笑いながら戻ってきました。
「ボロボロで新館までたどり着かんかった」と
和気あいあいで戻ってきたので一安心で帰路につくことに…

車を走らせて数分後、彼が「なぁ…ミラーさわった?」と聞いてきました。
当然、私には触る必要もなく触った覚えもないので「ううん、なんで?」

彼はちょっと感じる人でして「フェンダーミラー見て…」と、
静かに言うので見てみると2つとも真下に折られていたんです…
行き道は何もなかったし誰も触れないのに…

当然、その日は慌てて帰りました。何事もなく…

その後、彼の車は事故で廃車、
廃旅館に入った人は軽症ですが
何かしらの事故で怪我をしたり車を
買い替えることになりました。勿論全員です。

私は、怪我した人には申し訳ないですが
入らなくて良かったと今でも思っています。

そこが、何故廃旅館になったのか、
心霊スポットになったのか今でもわかりません。

ただ、安易にそういう噂のあるところには
行かないほうが良いんだなと痛感しました。

それ以来、心霊スポット巡りはしていません。

実は、もう20年以上も前の話なので今現在、
存在しているかちょっとわからないのですが…

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