これは私が高校生の頃の話です。

ツキサップ じんぎすかんクラブ」というのは
北海道札幌市にあるジンギスカンを屋外で頂けるお店なのですが
このお店のある場所一帯はジョギングコースにもなっており
草原もあるので一般の方や保育園なども散歩コースに使えるようになっています。

私も幼少の頃からここでよく遊んでいました。

高校生になりちょっとやんちゃな友達3人と
夜中に遊んでいたのですがすることもなく、
ただ外で話をしていました。

すると1人の友達がいきなり俺は霊感があるといいだしたので
みんなで嘘つくなとせめたてました!

すると友達も向きになりほんとかどうか確かめることになったのです。

高校生の頃なので行ける範囲は限られており
私は自分がよくいっていた「ツキサップ じんぎすかんクラブ」一帯なら
街灯もないので雰囲気がでると思い提案しました。

他に行くとこもなかったので即決し私たちは歩いて向かいました。
その場所についた頃には深夜の2時半過ぎでした。

到着するやいなや自称霊感のある友達がすぐ近くにいて、
こっちに向かって来てると言うのです。

さすがの私たちも心霊スポットでもなんでもない
ただの真っ暗なこの場所でありえないと思い笑って聞いていました。

すると私と笑っていた友人の1人が急に苦しみだし、
過呼吸?のような状態になったのです。

すると自称霊感の友達が『やばい、乗っかってる!』と言い出したのです。
それでも私はなにか驚かすためのコントだと思い笑っていました。

ですが苦しみだした友達の様子が普通じゃないことに気づき
私達は友達を担いですぐその場所を離れたのです。

必死に走って近くのコンビニまで行きました。

その頃には友達の様子も落ち着いていましたが
そのことを聞いても覚えてないというのです。

私たちは半信半疑のまま帰宅しました。

後日、その霊感のある友達から聞いた話だと
ツキサップ じんぎすかんクラブ」の近くには
りんご園のようなとこがあり、
昔そこで男が1人が首を吊って自殺したらしいのです。

そしてあの夜友達に乗ってきた男が恐らくそいつだといっていました。

あのままふざけてあの場所に残っていたら
どうなっていたのかと思うと今でもゾッとします。

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