広島県広島市佐伯区 海老山公園

海老(カイロウ)山公園は高度成長期に、
毛利元就の家臣宍戸孫六が築いた山城跡がある
海老山を開発した時に作られた。

合戦で亡くなった兵30人の墓や石垣の跡が今も残る、
瀬戸内海を展望する事が出来る公園です。

こういう史跡が好きなW君は
駅から歩いて10分程で行ける手軽さから、
軽い気持ちで出発の準備をしていると
カギをぶら下げていたストラップが壊れ。

部屋を出てしばらく歩いた所で、
スニーカーのゴム底が剥がれ。

海老山の麓まで着いた時に、
カバンのベルトと本体をつなぐ金具が壊れ。

小さい出来事だとコップをひっくり返して飲み物をこぼし、
コンビニで飲み物1本とガム1個を買ったらガムを
2個買ったことになっていたり、電車を降りる時に
バランスを崩した方のリユックがぶつかったり。

ストラップもカバンも長年愛用していたので
壊れることはしかたがないのですが、
悪い出来事が続くと気味が悪くなり引き返したそうです。

別の日に海老山公園に行くと山城の名残を感じる普通の公園で、
悪いことが続いたのもただの偶然だったと思っていると。

自分しかいないはずの女子トイレで子ども達の声が聴こえたと、
海老山公園が雑誌に取り上げられていることを知り、
あの日は海老山公園に行っては駄目だと
何かが止めてくれたのだと思ったそうです。

どうして女子トイレで何故子供の声が聞こえるのか
ハッキリと言えませんが、海老山の整備工事をしている近くで
子どもたちが遊んでいたので、学校が注意を呼びかけたらしいので
何か関わりがあるのかもしれません。

関連する心霊情報