富士市人穴浅間神社:洞窟に漂う不気味な心霊話

静岡県富士市に位置する人穴浅間神社(人穴洞穴)は、富士山の溶岩洞窟「人穴洞穴」を擁する神秘的な場所だ。戦国時代の伝説と結びつき、霊気漂う心霊スポットとして知られる。特に、洞窟周辺での怪奇現象や蜘蛛の巣の異常な出現が、訪れる者を恐怖に陥れる。本記事では、人穴浅間神社の歴史と心霊噂、その背後に潜む謎を詳しく探る。
人穴浅間神社の概要
人穴浅間神社は、富士山の溶岩流によって形成された人穴洞穴に隣接する神社で、戦国時代の伝説が息づく場所だ。源頼朝に命じられた家来が洞窟探検で命を落としたという逸話が残り、心霊スポットとしての名声を持つ。洞窟入口の石碑や墓石が異様な雰囲気を醸し出し、夜間の訪問は特に不気味とされる。アクセスは富士ICから近く、観光と心霊探訪の両方を兼ねるが、洞窟内の危険に注意が必要だ。以下に詳細をまとめる。
| 危険度 | ★★★☆☆(洞窟内の物理的危険と心霊現象の報告あり。夜間は特に注意が必要) |
|---|---|
| 名称 | 人穴浅間神社(人穴洞穴) |
| 所在地 | 静岡県富士市人穴 |
| アクセス | 東名高速道路・富士ICから車で約10分、JR富士駅からタクシーで約15分 |
人穴浅間神社の心霊噂とは?
人穴浅間神社は、静岡県内でも屈指の心霊スポットとして知られ、洞窟周辺での怪奇現象が数多く報告されている。黒い人影、すすり泣く声、ラップ音、そして突然現れる蜘蛛の巣が特に有名だ。戦国時代、源頼朝が仁田忠常に命じた洞窟探検で家来が命を落としたという伝説が、幽霊の起源とされる。また、洞窟が富士山の霊的な結界と結びついているとの口碑もあり、訪れた者が感じる「異様な空気」が噂を増幅している。SNSでは「洞窟入口で足音が聞こえた」「車内に蜘蛛の巣が突然出現した」といった投稿が散見される。
歴史と背景
人穴浅間神社は、富士山の溶岩流によって形成された人穴洞穴に隣接し、戦国時代に遡る歴史を持つ。源頼朝が家臣・仁田忠常に洞窟探検を命じ、家来が息絶えたという伝説が残る。この事件は、地域の口碑として語り継がれ、心霊現象の背景となっている。洞窟入口には石碑や墓石が並び、神聖かつ不気味な雰囲気を醸し出す。江戸時代には、富士山信仰の巡礼者が訪れる場所でもあり、霊的な結界としての役割を果たした。こうした歴史的背景が、心霊スポットとしてのイメージを強めている。
心霊現象と目撃談
人穴洞穴では、黒い人影やラップ音、洞窟内の冷気、蜘蛛の巣の異常な出現など、多様な怪奇現象が報告されている。特に、洞窟入口や神社周辺での「視線を感じる」「足音が追いかけてくる」といった体験談が多い。SNS上では「鳥居をくぐると空気が重くなった」「洞窟内で誰かが囁く声が聞こえた」といった投稿が見られ、訪れた者を恐怖に陥れる。過去には、心霊番組で洞窟内の霊気が取り上げられ、霊能者が「強い負のエネルギー」を感じたと語った記録もある。これらの現象は、洞窟の閉鎖空間と歴史的背景が影響しているとみられる。
現地レポート
昼間の人穴浅間神社は、富士山の自然に囲まれた静かな場所だ。鳥居をくぐり、石段を登ると小さな社殿があり、周辺の墓石が独特の雰囲気を醸し出す。洞窟入口は石碑に囲まれ、ひんやりとした空気が漂う。夜になると、周辺の明かりが少なく、洞窟の闇が一層深まる。木々のざわめきや遠くの水音が、まるで人の気配のように感じられる。地元住民は「夜は近づかない方がいい」と語り、洞窟内の狭さや不安定な足場が、恐怖感を増幅させる。観光地としての整備はされているが、夜間の探訪は独特の緊張感を伴う。
科学的・心理的考察
人穴洞穴の心霊現象は、洞窟特有の環境が大きく影響している可能性がある。閉鎖空間は音を反響させ、風や水滴の音を人の声や足音と誤認させやすい。蜘蛛の巣の異常な出現は、湿度の高い洞窟環境で蜘蛛が活動しやすいことや、暗闇での視覚的錯覚が原因かもしれない。また、戦国時代の悲劇や富士山信仰の神秘性が、訪れる者に心理的圧迫感を与える。洞窟の暗さや狭さが、人の感覚を過敏にし、恐怖を増幅させる要因と考えられる。ただし、すべての現象を科学的に解明することは難しく、未知の要素が残る。
人穴浅間神社での恐怖体験談
人穴浅間神社と人穴洞穴を訪れた人々から寄せられた恐怖体験談を以下に紹介する。洞窟特有の不気味な雰囲気と、異常な現象が印象的だ。
静岡県富士市近辺では有名な心霊スポット。
人穴浅間神社の人穴洞穴(洞窟)。私の実体験です。昔から本当に怖がりでビビりで
こういったところには絶対行かないし、
ホラー映画も見たことありません!!本当に怖がりの私が無理やり先輩に連れていかれた時の話です。
その頃、免許とりたての先輩にドライブいこうぜ!と誘われ
男女4人でドライブしていました。そして私が嫌だ嫌だと言っているのは無視で、
噂の人穴洞穴へ・・・。着いても車からおりようとしない私に
先輩達は『車で待ってる?』と。いやいやいや・・・!!何をおっしゃいますか!!
車で一人で待ってるほうがよっぽど怖い!!究極の選択を迫られた私はしぶしぶ車からおり、
先輩たちの後をおいました。人穴洞穴は地元では有名な心霊スポットで
わりと心霊体験をした!という声を多く聞いていた場所でした。鳥居をくぐると小さな不気味な階段があり、
その階段を上りきると、人穴浅間神社という神社があります。神社を取り囲むように墓石が並べられ、
その右方向にまた下る階段があるのです。そこが『人穴』と呼ばれる洞窟。
まつわる伝説も多く、昔、源頼朝が仁田忠常に
人穴探検を命じ、家来が息途絶えたといわれる。現在も穴の入口は石碑、石塔に囲まれており、
異様なムードが漂っているのはもちろん!そこで私が体験したことは、車から降り、
私があまりにもビビりすぎてわりと滞在時間は短く、
先輩達も一緒に引き返してくれたんです。人穴洞穴まではいけませんでした…。
実質、車から降りたのは10分もかかっていなかったと思います。急いで車に引き返すと、なんと車の中は蜘蛛の巣だらけ!!!
もちろん、ここまで来るまで車の乗ってきましたし、
最初から蜘蛛の巣がかかってたんじゃないの?とよく言われますが、
そんなことありません。さすがにあの蜘蛛の巣のはりかた、すぐに気付きます。
ほんと社内全体に何十年も放置してあったかのような状態なんです。私含め4人全員、言葉をなくしました。
あれは一体何だったのでしょう・・・・。
この体験談は、人穴洞穴の不気味な雰囲気と、短時間の訪問でも強烈な印象を残す現象を物語っている。蜘蛛の巣の異常な出現は、洞窟の環境や心理的恐怖が影響した可能性があるが、真相は依然として謎に包まれている。
訪れる際の注意点
人穴浅間神社や人穴洞穴を訪れる際は、以下の点に注意が必要だ。洞窟内は狭く、足場が不安定なため、懐中電灯、ヘルメット、滑りにくい靴を準備する。洞窟探検は単独では絶対に避け、グループで行動すること。神社周辺は神聖な場所であるため、不敬な行為や大声は厳禁。夜間の訪問は、暗闇による視界不良や心霊現象の恐怖が増すため、十分な準備を。周辺は自然環境が豊かだが、野生動物や急な天候変化にも注意が必要だ。
周辺スポットと関連情報
人穴浅間神社の周辺には、他の心霊スポットが存在する。以下に代表的な3つを紹介する。
- 二岡神社: 御殿場市に位置する神社。戦時中のB-29乗組員の悲劇やアメリカ村の廃墟にまつわる幽霊の噂が知られる。
- ベルビュー富士ホテル: 御殿場市の廃墟ホテル。従業員による殺人や自殺の噂、ピアノが勝手に鳴る現象が報告されている。
- 西湖の旧根場キャンプ場跡: 富士河口湖町の廃墟。子供の声や足音が聞こえるという心霊現象が語られる。
結論と感想
人穴浅間神社は、富士山の神秘と戦国時代の伝説が交錯する、心霊スポットとしての魅力を持つ場所だ。洞窟の暗闇と蜘蛛の巣の異常な出現は、訪れる者に忘れがたい恐怖を与える。歴史的背景と自然環境が織りなす独特の雰囲気が、好奇心をくすぐる。心霊探訪に興味があるなら、準備を整えて訪れる価値はあるが、安全と敬意を忘れずに臨んでほしい。
人穴浅間神社に関する心霊スポット情報まとめ
人穴浅間神社は、富士山の溶岩洞窟に隣接する歴史ある神社だ。源頼朝の伝説や蜘蛛の巣の異常な出現など、心霊現象の噂が絶えない。科学的には、洞窟の環境や心理的影響が現象の要因と考えられるが、すべての謎が解けたわけではない。訪問の際は、安全を確保し、歴史と霊気を体感する旅を楽しんでほしい。


2019年3月18日 at 5:57 PM
ここの噂です、まだ16歳の時の出来事。
当時地元の先輩と従兄弟のお姉さんとその友人と
仲良かったのでよく遊んでいました。
当時若かったので、心霊スポット巡りをするのが好きでした。
静岡県富士宮市にある人穴町っていう所に人穴神社があり、そこの鳥居を帰りに車で通ると交通事故に合うという噂…
私を含め、みんな半信半疑で人穴神社まで向かいました。
人穴神社につくと、鳥居が見え、広い石で敷き詰められた駐車場に車を停め散策しました。
鳥居から少し歩いた所に、洞窟みたいな洞穴を発見し、面白ろ半分で入って行きました。
当時夏だったので、外の気温は暑かったのですが、洞穴に入って進んでいくと冬みたいな寒さでした。
洞穴は真っ暗で、携帯のライトで照らしながら人が1人やっと歩けるような狭い木でできた橋を縦一列に並び歩きました。
どこまでも長く続く暗闇で怖さが倍増していき、洞穴の最終(行き止まり)まで行きました。
そこに辿り着くまでに、お地蔵さま、お供え物などがあり、誰かが来ていることもわかりました。
行き止まりまでいくと、そこには手鏡サイズの鏡と
1つポツンと立てられたお墓らしき物。
怖くて引き返しました。
そして、車で鳥居を潜ると本当に事故を起こすのか…
それも興味本位で試してみました…
帰り道、前を走っている1台の車がノロノロ運転だったので、追い越し車線に差し掛かったところで車を運転していた友人が追い抜きをしようとしたとき!
反対車線からトラックが!友人は急いでハンドルを切り
大事には至らなかったのですが、危うく事故起こすところだったのでヒヤッとしました。
ちなみに、人穴神社で見つけた洞穴は後々戦争時代に作られた防空壕だったことがわかりました。
これは、地元の人なら知っている話らしいですが、知らない人も多いと思うので書いてみました。
2019年5月14日 at 10:54 AM
大昔に洞窟に閉じ込められた人たちが洞窟から抜け出すように、手で穴をほり、結局全員地上にでるまでに亡くなったという歴史があります。
私はそれまで幽霊を見たりした経験がなかったのですが、高校生の時に大学生の車持ちの彼氏に人穴に連れていかれ、はじめて恐怖を感じました。
地元では、人穴の赤い鳥居を車でくぐると、その運転手は半年以内に富士山周辺で事故をする、と言われていました。
真冬の夜に嫌がる私を半強制的に連れていき、彼は車で赤い鳥居をくぐりました。実際に洞窟の中も2人で歩いて入りましたが、洞窟は人が1人匍匐前進をしてようやくくぐれるような狭い場所もあります。
洞窟の行き止まりまで何とか行って、帰る途中に親子の声を聞きました。
それは、すごく短い会話で
「お母さん、まだダメ?」
という子供の声と
「もうすぐだから」
という女性の声。
不思議と、その時は何も感じませんでした。心霊スポットなので、人の声が聞こえても別に不思議に感じなかったのかもしれません。
しかし、帰宅してお風呂に入っていた時、
「あんな夜中、しかも真冬に子供を連れて人穴に入る母親がいるか?」
と思った瞬間、全身が凍り付くように固まり、これまで感じたことのない恐怖に襲われました。この瞬間から、私は幽霊という存在に非常に恐怖を感じるようになりました。
かなり現実的な性格で、「見たことがないものは信用しない」という性格ですが、何十年も経った今でもその会話は明確に思い出します。
彼との交際をその後も続けて1か月弱がたったころから彼からの連絡が途絶えました。そのころは、私も若かったので、「去る者追わず、次探そう」という考えだったので、別に気にしませんでしたが、連絡が途絶えから3週間後に、彼の友人から連絡があり、彼が富士山に友人と星を見に行って、車で事故をして救急治療室にいる、という話を聞きました。
それから彼からの連絡はありませんでした。無事だといいのですが。