〒891-5201 鹿児島県鹿児島郡十島村中之島133

屋久島と奄美大島の間に点在し、トカラ列島と呼ばれ、
北から口之島、中之島、平島、諏訪瀬島、悪石島、小宝島、
宝島の有人7島と、臥蛇島、小臥蛇島、小島、上ノ根島、
横当島の無人5島の合わせて12の島々で構成されている内の一つ、
鹿児島県中之島での心霊体験です。

ダイビングの仕事でこの島に宿泊した際、
大喜旅館を営んでおられる大将から聞いたお話です。

中之島は戦時中、遺体を運び込み埋めた島で、
遺体を隠すためにバナナの木が多く植えられていました。

西区東区と部落に分かれており、
東区の方はよそ者を受け付けないらしく、
我々は西区の温泉を使うように言われました。

西区温泉は島の人が優先で島の人が全員入った後でなければ
使えない
とのことでした。

大将からオッケーの連絡があり、男性1人、
女性4人で西区温泉に向かいました。

西区温泉は、女性の幽霊が出るらしく、
必ず話し声が聞こえるよ、と大将から言われました。

「まさか」と思いつつ、風情のある温泉を利用しました。
大将の話が気になりながら、「本当に幽霊いるのかな?」と
女性4人で話しつつ、怖いのでさっさと入り風呂から出ました。

外で男性一人を待っておりましたが、
なかなか上がってきません。

「男のくせに長風呂やねぇ」と話しながら
10分以上待っていましたら、男性があれ?という表情で
風呂から出てきました。

「ずっとここに4人でいた?ここに何分くらいいた?4人以外、
誰か入ってる?」と聞かれました。

「わたしたちだけだし、もぉ10分以上待ってるし、
遅いな〜って話してたんよ。」

男性は「僕が風呂から出るまで、
ずっと女風呂の方からワイワイと話し声が聞こえてたから、
ゆっくり入ってたんやけど・・・」大将の言う通り、
西区温泉には女の幽霊がおります

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