今から10年程前、友人と3人で、夜中3時に訪れた時の恐怖体験談です。
廃病院、塚崎病院。そこは新館と旧館の2つのエリアに分かれている。
まず、最初に足を踏み入れたのは、新館から。
もともと心霊スポットとしては有名な場所であるため、
色んな人が入って荒らされている形跡がたくさんある。
例えば床にゴミは落ちてるし、何故か乾電池が散りばめてあったり。
新館は確か3階建てで、30分くらいかけて全ての部屋を回りきり、
特に何も感じなかったので、いよいよ旧館へと足を踏み入れた。
旧館は木造の建物であったため、所々床は傷んでいた。
まずは1階のフロアから。
やはり先ほどの新館のフロアとは空気が違い、
雰囲気は不気味。
何の部屋があったかはあまり詳しく覚えていないが、
特に何かいる雰囲気もなかったので、2階へ。
2階も特に何もなく、3階まで回りきった。
そして、最上階の4階へ上がろうとした時に、
階段を上ろうとしたが、足が動かなくなった。
友人2人は何も感じていなかったのか、
そのまま上がろうとしていたが、私は何かを感じたのか、
足が全く動かなかったので、もう戻ろうと言って、
入り口に戻ることにした。
とりあえず外に出よう、
ということで1階から庭に通じる道があったので、
そこから車に戻ろうと草が生え放題の庭に足を踏み入れた。
そのとき「ふふふ」と女性の笑い声が聞こえた。
自分たち以外に人がいるはずはないのに、何故か笑い声が聞こえてきた。
あまりの恐怖にパニックになり、
その後どうやって車まで戻ったかは覚えていない。
もしかすると立ち入ることの出来なかった
4階に何かいたのかもしれない。
後から聞いた話、どうやら4階で子供のホルマリン漬けがあるとかないとか。
実際見ていないのでどうなっているのかはわからないけど、
声が聞こえた以上、何かいることは確かかもしれない。
2015年8月14日 at 10:02 PM
現在は解体されてしまっているようです