院内銀山秋田県の湯沢市にあります。
1606年に村山宗兵衛という人が発見したそうです。

銀の採掘のため、労働者が働いていたようですが、
落石や天災などの事故によって、多くの人が亡くなったそうです。

院内銀山には、お墓がたくさんありますが辺りは草木に覆われていて、
異様な雰囲気を醸し出しています。

夜に行くと必ず何か怪奇現象が起こると言われているくらい、
秋田では強烈な心霊スポットです。

これからお話することは、姉が10代の恐怖体験談です。
その頃姉はよく、男友達数人と夜に遊び歩いていました。

いろんな心霊スポットに行っていたようで、
私に行った時の様子をいろいろ話してくれました。

その中でも院内銀山の話はとても怖くて印象に残っています。
夜の12時過ぎに姉と男友達3人で車で院内銀山に行ったそうです。

姉は霊感があるのですが、院内銀山についた頃から首が痛くなったそうです。
もうひとり霊感のある男友達も姉と同じように首が痛くなったと言ってました。

院内銀山の中を一通り見て回っていると、
その霊感のある男友達がいきなりおかしくなったらしいのです。

姉が言うには、顔が別人のようになってまるで、
きつねのようだったといいます。

ヨダレを垂らしながら、追いかけてくるので怖くなり、
その場にその男友達をおいて帰ってしまったそうです。

次の日学校に行くと、おかしくなった男友達は、
何事もなかったように登校して来たそうです。

姉が昨日の出来事を話すと、
男友達は院内銀山に行ったところまでは覚えているが、
そこからのことは全く記憶にないということでした。

気づいたら自分の家の玄関の前で寝ていたそうです。
それから姉は心霊スポットに行ってません。

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