私はそれまで、幽霊や怪談話なんて全く信じていませんでしたし、
友達と肝試しをしたって見たり感じたりする事もありませんでした。
しかし大阪はなんばにあるビックカメラだけは
いつ行っても「何だか変な所だなぁ」という気持ちがあったんです。
特に2階にある階段の辺り、あそこは1人ではどうしても行きにくくて、
目が悪い訳でも疲れてもいないし体調も良いはずなのに、
何故だか目が霞んで見えにくくなってしまうんですよね。
でもその頃はビックカメラなんば店が
心霊スポットだなんて知りませんでしたし、
偶然だろうと思っていました。
けれどある時、妹とビックカメラへ買い物へ行った日の事です。
妹は私よりももっと鈍くて、しかも怖いモノ知らずで
よく友達と夜中に心霊スポットで出かけては写真を撮って
「今回も何も写ってないし起きなかった」なんて言ってのける程です。
だから心強くて、妹とは何度もここへ来た事があり今回もついてきてもらっていました。
色々買い物してさて帰ろうとした時に、
妹が「ダイエットがてら階段を降りて下へ行こう」と言い出しました。
私は階段へはあまり近づきたくなかったのですが
妹が一緒なら大丈夫かなと思い、お喋りしながら降りていったんです。
そして3階と2階の間についた時、また目の前が白くモヤモヤしだしました。
またかと思っているとこちらも目が良い妹が
ふと「ねぇ、煙のようなものが見えない?」と言い出したんです。
でも火事の匂いなんて全くしませんし、
もし火事であれば店員さんも他のお客さんも大騒ぎしますよね。
けれどそんな事もなくて、変だねなんて言いながら
また階段を降りようとした瞬間、私達の降りてきた方から大勢の足音が聞こえました。
え!?と思って振り向くと、
周りは先程より更に白くなり近くに居るはずの妹の姿さえ見えません。
怖くなってしゃがみ込み目を瞑っていると、
暫く経って妹に「もう大丈夫だよ」と肩を叩かれました。
ふと目を開けるとそこにはあの白い煙のようなものはなく、
ごく普通の階段しかありませんでした。
あれは何だったんだろうと家に帰ってからネットで調べてみると、
あの店の怪談話が続々と出てくるではありませんか。
どうやらあのお店は千日前デパート火災現場の跡地で、
そこでは火事があったそうなんです。
だからいつも目の前が白く霞んでいるんだと、
妙に納得してしまいました。
起こったのはこの位で、あのお店はこの体験以降も行っています。
しかしやっぱり霞むので、いつも不思議だなぁと思っています。
2015年7月16日 at 6:51 PM
1972年(昭和47年)5月13日 千日デパート火災が起こった。
死者118名・重軽者78名という日本のビル火災史上最悪の大参事となった。
午後の22時頃、、男性服や女性服に火が出て、
3Fフロワーの南東角の部分である、
アパレル商品に火事がありデパートのお客様や約6人のバントの方、
何十人のホステスの方、その客が千日デパートに閉じ込められて、
停電して、エレベーターが停止して、シャッターが閉まってて、
非常階段に、鍵が閉まってて、有毒ガスが出た。
その火災原因は、タバコの不始末が原因で、ライターみたいに、
タバコの煙が服に火が燃え移り、3Fのフロワーが全火災となった。
更に、千日デパートのお客様は、非常階段が使用できなく、
エレベーターが停止して、手を使って、
コンクリートの壁を割ろうとしていたんだけど、
コンクリートの壁がびくともせず、人が並べるように、
一酸化炭素中毒で亡くなってしまった。
他に、そのデパートのお客様は、逃げ場がなく窓ガラスを割り、
飛び降りて全身骨折、頭蓋骨折で亡くなった。
次に、その約6人バンドの方は、窓がガラスを割って、
7Fの上から、1人の方が息きして飛び降りて亡くなった。
また、他のバンドマンは、
無事にデパートの中から脱出することができた。
また、次に、そのホステスや客は、
出口を探して見つからずに一酸化中毒で亡くなった。
亡くなってしまった場所は、
ロッカールームの中やトイレの中などだという。
一部は、窓枠にしがみつき半身を乗り出した状態で絶命していた。
そして、電気工事関係者全員が連帯責任で懲役10年以上の有罪判決となった。
その従業員は、ビルの工事に手を抜いて
多数の死者を出す大参事となった。
火災後には、雑居ビルの欠陥を露呈させる事件となり、
事件後、千日アパートの中を入ってみると、
子供ながらのキョロキョロした不気味さと
2人くらいの人影が見えて、途中でいなくなったらしい。
2015年12月17日 at 10:33 AM
千日前は、
道頓堀の南東に位置する演芸場や映画館の娯楽施設が集まる場所で、
千日デパートは劇場なども入っていた、千日前にあった商業ビルでした。
1972年の5月13日、22:27
3階の衣料品コーナーから火の手があがり、
日本のビル火災で最悪の、
死者118人・負傷者81人の犠牲者を出した千日デパート火災がおこります。
ビルの7階ではキャバレーが営業していて、
土曜日ということもあり、
ビル内には人が多くいました。
逃げ遅れた数十人が、
千日前のアーケードめがけて、
次々と飛び降りてしまいます。
あまりにも衝撃的な事件の影響で、
千日デパートの跡地に建てられた商業ビルでは、
不思議な事がおこると元従業員達の話が伝わっています、
・残業をしていると火災発生の時間に、何故か館内放送が聞こえる。
(決められた時間には、強制的に全員ビルからでるともいわれています)
・エレベーターで下に降りようとしたら、途中の階で止まって、そこには誰もいなかった。
・エレベータに1人でのったのに、重量オーバーのブザーがなる。
・5F→6Fでエスカレーターの登り降りが逆になっているのは、幽霊が移動するのを防ぐため。
・千日前のアーケードで、天井に何かぶつかったような音がときおり聞こえる
千日デパートビルの外でも、
タクシーの運転手を中心に、
奇妙な出来事を体験するといわれていますが。
実はこの辺りは1912年にミナミの大火で焼かれていて、
焼け野原に娯楽施設が集まり、
繁華街として発展した過去があります。
千日前の繁華街で、私達は気づかないうちに、
火事の犠牲者とすれ違っているのかもしれません。
2016年4月14日 at 12:40 PM
火災前,3~4歳の頃両親に連れられ
千日デパートへ行った事があり
火災の有り様は有りのままTVで流され
デパートから飛びおりる人や火傷した人
子供心に怖かった記憶があります
現在は霊感が強くなりすぎて
得体の知れないモノに憑かれたりします
たまに千日前へ遊びに行きますが
現在の建物にも近づきたく無いし
当然ながら中へなんてとても入れません
負のエネルギーとでも言いますか
表現出来ない何かを感じてしまいます
地上や地下でも
以前,霊感の強い風俗嬢が
通った時に空から人がふってくる
映像が一瞬見えたと言ったのて
火災の話しをしたら
顔が青ざめてました
2016年12月3日 at 6:34 PM
千日前は、遠い昔処刑場で、地名の由来は、処刑される千日前(約3年)
に収監された事から来ていると言われています。
2018年4月19日 at 9:02 AM
ここは、前身のプランタンなんば店の時代から心霊話には事欠きません。火災が発生した時刻になると女性の泣き声だとか助けを求める声が館内放送で流れるとか。。。閉店後にエレベーターに乗って帰ろうとすると、エレベーターが急に止まり、不気味な声がするとか。。。はては館内で失踪して行方不明になっている人が何人もいるとか。。、当時プランタンでアルバイトする人はほぼ全員お守りを持っていたそうですが、ある時支給されたお守りをこんなんいらんわ、とゴミ箱に捨てた人が翌日から急に来なくなり、どうしたのか尋ねてみると「事故を起こした」と言われたとか。。。さすがにビッグカメラにオープンする前、徹底した除霊を行い、風水を研究して建てられているので、以前に比べて心霊現象が少なくなったそうです。一例を上げると5階と6階のエスカレーターが上り下りが逆にレイアウトされていて、これは千日デパート火災でもっとも犠牲者の多かった7階から、死者の霊が降りてこないためだそうです。私自身は霊感などはまったく無いと言ってもよいぐらいで、幽霊を見たりとか不思議な体験をした事はほとんどないのですが、この建物の立っている場所、特に地下街の付近に行くといつも頭痛や胸が重苦しくなるような不快な気分がします。やはりこれも心霊体験なのかもしれません。
2018年6月1日 at 2:38 AM
ビックカメラ下にある、なんばウォークの時点から暗い空気が半端ないですね。ビックカメラ側に上がるエスカレーターの乗り口あたりが特に、空気が淀んでいて。地下街の真横にはうじゃうじゃ骨が埋まっているんだろうか。