長野県松本市で有名な心霊スポットと言えば人肉館
松本市外から車で20分ほど山を登温泉街を通り抜けたところにあります。

近くの温泉街の観光客を当て込んで焼肉店を開いたが、
辺鄙な立地のためさっぱり流行らず、
困った店主がまずは自分の妻子の肉、
その次は時々来るお客を商品として提供したと…

正に八仙○の饅頭も真っ青の焼肉店だったそうです。
最後は店主が首吊りをして発覚したとか…。

もう10年以上前になりますか、アホの高校生だった自分は
免許取り立ての友人らと、深夜自動車にすし詰めで
人肉館へと向かったのです。

時刻は零時近く、明かりひとつない真っ暗な山道は雰囲気抜群です。
目当ての人肉焼肉館は唐突に現れます。

真っ黒なレストランの廃墟

さっきまで威勢良く喋っていた友人たちも、
異様な雰囲気に黙り込みます。

恐る恐るもうガラス戸のない入り口から入って行くと、
確かに残っているテーブルには、中央の板が外れる仕様のものも…

「焼肉出してたんですねー」心霊ばなしが真実味を帯びてきて、
皆ちょっと黙ります。。

その時、奥の暗闇から物音が!皆一瞬身構えると、
続いて外からガサガサ、とヤブの音が…すぐ静かになりました。

ここでパニクるような可愛い女の子は知り合いにはおりません…
皆固まってそーっと奥を覗きます。

懐中電灯の明かりに浮かび上がったのは散らばった卵の殻と
何と炊飯器が…

当時大学生だった私には、
このような恐ろしい場所に住まなければならない人がいる事が衝撃でした。
社会怖い!

懐かしくて久し振りに検索してみたら、
現在は有刺鉄線が張り巡らしてあり入れないそうです。
不法侵入ですもんね…

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