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北海道函館市にある四稜郭は昔、
函館戦争の時に最後の逃げ場として急いで作った場所と言われています。

お婆ちゃんは私が小さい頃から
四稜郭には行ってはいけないと何度も言っていました。

あそこは兵士が最後に死んでいった場所だから、
兵士の思いがまだあそこにはあるから行ったら、
闇に紛れて帰ってこれなくなると。

そんな事も忘れるぐらいの年月が経って私は大学生になりました。

車の免許も取ったばかりだったので、
女の子4人でドライブに行くことになりました。

最初は何もない普通の楽しいドライブだったのですが、
一人の子(A子)がどうしてもトイレに行きたいと言い出したので、
探したのですが当時の函館は町から少し離れると、
コンビニもないような田舎なのでコンビニを探している間に、
道に迷ってしまいました。

そしてA子がここら辺に公園があったはずだから、
そこのトイレで我慢すると言ったので仕方なくその公園に行ったのです。

着いたらA子に続いて他の二人もトイレに行きたいと言って、
私一人だけが車の中で待っていることになりました。

明かりは全くなく車のヘッドライトだけが
唯一の光と言うぐらい真っ暗なのです。

その時私は、怖いとも思っていなく黙って煙草を吸って
みんなを待っていました。

すると風も吹いていないのに、車の窓も開けていないのに、
煙草の煙が流れていく方向が全く真逆になって、
おかしいなと思った瞬間に寒気が止まらなくなりました。

そして周りを見渡していると公園の名前が書いてある看板を見ると
そこには四稜郭と書いてありました。

その名前をみてお婆ちゃんに言われたことを思い出しました。

一気に怖くなってしまい体育座りで顔を下に向け
目を瞑って耳も手で塞いで心の中でごめんなさいと
何回も呟いていると視線が感じたのです。

しかも、車が大勢いの人に囲まれているのが何となくわかりました。
ヤバいと思ったのですが怖くて動けなく囲んでいる者たちも
車にだんだんと近づいてきます。

ごめんなさいと大きな声で口にすると、
その視線と寒気は引いていきました。

そのあと友達も何事もなく戻ってきて急いで帰りました。
あの日から私は幽霊というものが見える体質になってしまいました。

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