これはある知人から聞いた恐怖体験談です。

ちょうどその時はみんなで怖い話をしようというような流れになったのですが、
知人が実際に心霊スポットに訪れたという事を口にしはじめました。

そのメリーさんの館という心霊スポットの場所は六甲山にあり、
具体的な場所の名前は忘れてしまいましたがどうやら廃墟だったらしく、
その知人の10年くらい前の仲間たち総勢10数名くらいで深夜にそこへ行くことになったようです。

メリーさんの館には羊の首のはく製が飾っていたようで、
それで羊=メリーと呼ばれているそうです。

まあそれくらいいれば何かあった時でも全然平気だと思っていたらしく、
遊びの一環で肝試しを楽しんでいたようでした。

それで色々と回った結果特に何かが起きるということもなく、
その場をあとにしたそうです。

それでその後次の日に朝おきてみると
どうもその知人は体の調子がおかしいというのです。

とにかく頭がクラクラするようだったので、
ちょうどその時に熱を測ってみると
39度くらいの高熱がでていたようでした。

それで後から知ったみたいですが、
実はメリーさんの館へ行った十数名すべてが
高熱に見舞われた
らしいのです。

一人くらい体調不良を起こすのならまだしも、
大人数で訪れてその全ての人間が体調不良を起こすなんて
偶然だとしてもちょっとありえないですよね。

私はこういった話以外にも、
心霊スポットではそういった目に見えない力が働いているとしか
考えられないような事を数々耳にしていることから、
やはりそういった幽霊といったものは実際に存在しているのだと思います。

逆に自身がそういった霊の立場でずっと彷徨い途方に暮れているという状況であれば、
遊び感覚でそういった場所に来られてバカ騒ぎされていい気はしないでしょうしね。

やはりこういった場所には、安易な軽い気持ちで行くべきではないような気がします。

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