〒028-2105 岩手県宮古市和井内

押角峠の闇に潜む心霊スポットの恐怖

岩手県下閉伊郡岩泉町大川地区に位置する「雄鹿戸(おしかど)トンネル」は、押角峠を貫く全長約200mのトンネルです。1972年に完成したこのトンネルは、険しい山道を走る国道455号線の一部として、地元民やドライブ愛好者に利用されています。周辺は深い森に囲まれ、静寂と自然美が広がる一方で、その歴史と雰囲気が心霊スポットとしての不気味な噂を呼び込んでいます。

雄鹿戸トンネルの魅力:秘境のドライブと歴史の痕跡

雄鹿戸トンネルは、押角峠の切り立った地形を貫く交通の要所。春には新緑、秋には紅葉がトンネル周辺を彩り、晴れた日には遠くの山々が望める隠れた絶景ポイントです。トンネル自体は短く、内部はコンクリートで補強されていますが、照明が少なく昼間でも薄暗い雰囲気が特徴。近くには「龍泉洞」や「小本海岸」などの観光地があり、ドライブの寄り道スポットとしても楽しめます。

歴史的には、押角峠はかつて旅人が行き交う難所で、過酷な自然環境が多くのドラマを生んできました。その名残が、トンネルに独特の風情を与えています。

心霊スポットの噂:人柱と自殺者の霊

雄鹿戸トンネルが心霊スポットとして知られる理由は、その建設にまつわる暗い噂と過去の悲劇にあります。ネット上の情報によると、トンネルの開通工事は困難を極め、「朝鮮人に過酷な労働を強いた結果、倒れた者を人柱として埋めた」との都市伝説が囁かれています。また、押角峠自体が危険な峠道だったことから、「旅の途中で力尽きた人々」や「無念の死を遂げた者」の霊が彷徨っているとも。

雄鹿戸トンネルでの恐怖体験談

暑い夏の朝、私が友人と一緒にドライブに行った時の恐怖体験談です。
その時話の中で、岩手県雄鹿戸トンネルの話になった。

雄鹿戸トンネルは、地元でも有名な心霊スポットで、
聞いたところによると、「人柱」が立てられたという話を多々聞いた。

その話で盛り上がると友人は
「じゃあ行ってみようか?」と言いながら車を走らせた。

昼過ぎにトンネルに着くと、車がすれ違えないほどの狭さで圧倒された。
入口はコンクリートブロックで作られ、非常に歴史を感じさせるようなトンネルだった。

友人はトンネル中央付近でエンジンを止めた。
どこかで聞いたことのある噂話のようにクラクションを3回鳴らした。

もちろん何も起こらずエンジンも無事かかった。
そして、トンネルを出た先でそれは起こった。

なんと老婆が一人で歩いていたのだ。

友人「ん?おかしいな」私「何が?」
友人「ここら辺の集落は、昔に廃村になって、今は誰も住んでいないんだ。確か10キロ程先にしか集落は無かった気が…」

私「ってことは、この気温でそんな距離歩かせてはマズイんじゃないか?」
友人「そうだな、戻って乗せてあげようか!」

友人は車をUターンさせた。

私「あれっ?このあたりじゃなかった?」
友人「そうなんだけど、いないなぁ」

そのままトンネルまで戻ってしまったが、結局老婆は見つけられなかったのだ。
一週間後友人から電話があった。

友人「おい、先週の日曜日車に何か積んでたか?」
私「たしか何も積んでないぞ?」

友人「なんかリアシートが濡れてたんだよ」
私「ま、まさか」

友人「まさかな…」

その後、その車は気味が悪いので売却したそうです。
あそこは面白半分では行ってはいけない場所だったでしょう。

最新アクセス情報と観光Tips

雄鹿戸トンネルへのアクセスは、車が最も便利。JR岩泉線「岩泉駅」から国道455号線を北東に約30分で到着します。トンネル付近に駐車スペースはありませんが、路肩に停めることが可能。ただし、道が狭くカーブが多いため運転に注意が必要です。公共交通機関では、岩泉駅からタクシー利用が現実的。

観光Tips

  • ベストタイム:秋の紅葉(10〜11月)が周辺を彩り、雰囲気抜群。夜がミステリー体験のピーク。
  • 持ち物:懐中電灯(トンネル内は薄暗い)、カメラ(景色撮影用)、防寒具(夜は冷える)。
  • 周辺スポット:「龍泉洞」で神秘的な鍾乳洞を、「小本海岸」で海辺の絶景を楽しむのもおすすめ。

SNS映えを狙うならここ!雄鹿戸トンネルのフォトジェニックポイント

  • トンネル入口:古びたコンクリートと紅葉のコントラストが不気味かつ美しい。
  • 内部の闇:懐中電灯で照らすと、奥行き感がミステリアスな一枚に。
  • 夜の外観:トンネルと星空が不気味さを演出。#雄鹿戸トンネルミステリー で拡散を!

雄鹿戸トンネルに関する心霊スポット情報まとめ

雄鹿戸トンネルは、短いながらも深い歴史と心霊スポットの不気味さが共存する場所。昼は静かなドライブの寄り道として、夜はゾクゾクする体験が待っています。2025年、次の冒険先に雄鹿戸トンネルを選んで、非日常の感動を味わってみませんか?安全に気を付け、懐中電灯を手に秘境へ出発しましょう。