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暑い夏の朝、私が友人と一緒にドライブに行った時の恐怖体験談です。
その時話の中で、岩手県雄鹿戸トンネルの話になった。

雄鹿戸トンネルは、地元でも有名な心霊スポットで、
聞いたところによると、「人柱」が立てられたという話を多々聞いた。

その話で盛り上がると友人は
「じゃあ行ってみようか?」と言いながら車を走らせた。

昼過ぎにトンネルに着くと、車がすれ違えないほどの狭さで圧倒された。
入口はコンクリートブロックで作られ、非常に歴史を感じさせるようなトンネルだった。

友人はトンネル中央付近でエンジンを止めた。
どこかで聞いたことのある噂話のようにクラクションを3回鳴らした。

もちろん何も起こらずエンジンも無事かかった。
そして、トンネルを出た先でそれは起こった。

なんと老婆が一人で歩いていたのだ。

友人「ん?おかしいな」私「何が?」
友人「ここら辺の集落は、昔に廃村になって、今は誰も住んでいないんだ。確か10キロ程先にしか集落は無かった気が…」

私「ってことは、この気温でそんな距離歩かせてはマズイんじゃないか?」
友人「そうだな、戻って乗せてあげようか!」

友人は車をUターンさせた。

私「あれっ?このあたりじゃなかった?」
友人「そうなんだけど、いないなぁ」

そのままトンネルまで戻ってしまったが、結局老婆は見つけられなかったのだ。
一週間後友人から電話があった。

友人「おい、先週の日曜日車に何か積んでたか?」
私「たしか何も積んでないぞ?」

友人「なんかリアシートが濡れてたんだよ」
私「ま、まさか」

友人「まさかな…」

その後、その車は気味が悪いので売却したそうです。
あそこは面白半分では行ってはいけない場所だったでしょう。

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