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鳥居って身近すぎて謎やん

神社行ったらまず目につく鳥居やけど、あれってなんやろな?デカいのもあれば小さいのもあって、朱色やったり石のままやったり、なんか不思議やん。普段何気なくくぐってるけど、「なんでこんなデカいんやろ」とか「いくらかかるんやろ」とか「誰が作ってるんや?」って考え出すと止まらん。せやから今回は、鳥居のデカさ、費用、工数、製作者、起源、目的、材質の違いまで、ガッツリ調べてみたで。神聖な感じとちょっとゾクゾクする裏話、楽しんでくれ!

鳥居ってそもそも何やねん

鳥居って、神社の入口にある「門」や。神域と人間の住む俗界を分ける結界で、「ここから先は神さんのテリトリーやで」って示してる。古事記に天照大御神が天岩戸に隠れた時、神々が「常世の長鳴鳥」って鳥を鳴かせて誘い出した話があって、その鳥が止まった木が起源って説が有力や。せやから「鳥が居る場所=鳥居」って名前になったらしい。他にも、中国の「華表」やインドの門から来たって説もあるけど、はっきりせんわ。縄文時代には土鈴とか祭祀用の鈴が出てくるから、音や形に神聖な意味持たせてたんちゃうか。

役割は神様への入口やけど、邪気や悪霊をブロックする意味もある。朱色の鳥居は魔除け効果あるって信じられてて、木材の防腐剤として丹(水銀)使うから実用的やしな。でも、石の鳥居はむき出しの色で役割変わるんか?ってのは後で考察するで。

なんであんなデカいんやろ

鳥居のデカさ、ほんまビックリするよな。日本最大級やと、熊野本宮大社の鉄筋コンクリート製で高さ33.9m、幅42mもある。木造やと厳島神社の大鳥居(高さ16.6m)とか明治神宮の大鳥居(幅17.1m)が有名や。なんでデカいかっていうと、神様の偉大さを示すシンボルやからやろな。私立の男子校や女子校みたいに、伝統や格式高い場所ほどデカい門で威厳出す感じや。昔の人は「神さんの家やから目立たせな!」って思ったんちゃうか。

あと、参拝者が遠くから見ても「あそこが神社や!」って分かる目印の役割もある。江戸時代に参詣ブーム起きて、でかい鳥居が流行ったのも関係してるかも。たとえば、伏見稲荷大社の千本鳥居みたいに、奉納で数を増やすパターンもあるけど、デカさは神聖さと視認性の両方やろ。

費用と工数、いくらくらいなんや

鳥居作るのにいくらかかるんやろな。小さい木の鳥居やと、伏見稲荷大社で奉納する場合、最安で15万円くらいかららしい。でも、デカい石鳥居や鉄筋コンクリート製やと話変わるで。たとえば、嚴島神社の大鳥居は2005年の改修で約3億円かかったって話ある。木材やとヒノキや杉使うけど、石やと花崗岩とか運搬費もバカにならん。職人さんの工数も入れて、設計から設置まで数ヶ月~数年かかることもあるわ。

工数は材質と大きさ次第や。木の鳥居やと伐採、加工、組み立てで数十人日くらいやけど、石は採石から運搬、加工、設置で数百人日超えることも。ネットで調べると、神社によっては地元の寄付や企業スポンサーで賄ってるケース多いみたいや。個人で奉納する小さい鳥居でも、作る手間考えると安くはないで。

誰が作るんやろ

鳥居って誰が作ってるんや?昔は地元の宮大工や石工が担ってた。神社建立の記録見ると、平安時代から大工集団が木を切って組み立ててたっぽい。江戸時代になると、専門の職人や地域の有力者が奉納する形で作るのが増えた。今やと、神具専門の業者や建設会社が関わることも多いで。たとえば、石鳥居やと石材店が採石から加工までやって、神社に納品する流れや。

有名なとこやと、京都の芳村石材店みたいに「石鳥居なら俺らや!」って専門業者もある。木材やと森林組合や大工が関わるけど、最近はプレハブみたいに工場で作って現場で組み立てるパターンもあるらしい。誰が作るかは時代と規模で変わるけど、神聖なもんやから適当な奴には任せられんわな。

初めて作られたのはいつで何の為や

鳥居の起源、はっきりせんけど、古墳時代(3~7世紀)には似たようなもんあったっぽい。埴輪や刀剣に鈴ついたのが出土してるし、神聖な場所を示す目印やったんちゃうか。文献やと10世紀の「延喜式」に「鳥居」って言葉出てくるから、その頃には形になってたんやろ。最初は単純な木の門で、神様の依り代やった自然物(巨木や岩)を囲う目的やったみたいや。

何を参考にしたかは謎やけど、中国の「華表」やインドの「トーラナ」って門に似てるって説ある。でも、日本独自のアニミズム(万物に神が宿る信仰)が根っこやろな。縄文の土鈴や弥生の木形遺物から進化した可能性もあるで。目的は「神域の保護」と「神への敬意」やったんやろ。

材質の違いって何やねん

鳥居の材質、木と石がメインやけど、銅やコンクリートもあるで。木鳥居はヒノキや杉で、朱色に塗られるのが多い。朱色は魔除けや生命力の象徴やし、丹が防腐剤になるから合理的や。石鳥居は花崗岩や砂岩で、そのままむき出しの色やけど、役割が違うんか?って思うよな。実は役割自体は一緒で、「神域の結界」や。石がむき出しなのは、耐久性重視やったり、地域の風土に合わせてるだけやろ。

たとえば、四天王寺の石鳥居(1294年)は日本最古級やけど、色塗ってへん。木が腐るの防ぐ必要ないし、石そのものの質感で神聖さ出す考えや。銅鳥居(金鳥居)みたいに派手なのもあるけど、材質で役割が変わるってより、見た目や耐久性の違いやな。木は軽やか、石は重厚って感じやろ。

鳥居の歴史と背景の考察

鳥居ってデカさも費用も起源も、いろんな謎あっておもろいよな。木と石の違いも、見た目や歴史の話やけど、神域を守るって役割はブレん。誰かが夜に鳥居の下でチリンチリン鈴鳴らしたら、幽霊ビビるんちゃうか?って思うわ。

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