きさらぎ駅って知ってるか? ネット発の都市伝説や。2004年に2ちゃんねるで「はすみ」って人が「電車乗ってたら知らん駅に着いた!」って実況して、「きさらぎ駅」って無人駅で降りた話やねん。そこから怪奇体験が続いて、最後は「バッテリー切れ」で消息不明や。ワイ、初めて読んだとき、「何やこれ、怖っ!」って思ったけど、どこかファンタジーっぽい雰囲気もあるよな。で、ふと思ったんやけど、これって宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』にちょっと似てへんか? その辺、ゆるく考えてみるで。どう思う?
きさらぎ駅の話:ざっくりおさらい
きさらぎ駅の話、簡単に言うとこうや。はすみが遠州鉄道の新浜松駅から電車乗って、いつもと違う長時間停まらん電車に気づく。で、降りたのが「きさらぎ駅」。時刻表も他の駅名もない無人駅で、周りは真っ暗。助け求めつつ歩いて、トンネル抜けて変な気配感じて…最後は途切れる。ワイ、友達と「これ実話なん?」って話したけど、真偽不明やし、都市伝説として有名になったんや。雰囲気は不気味やけど、どっか夢っぽいよな。
『銀河鉄道の夜』:どんな話やったっけ
一方、『銀河鉄道の夜』は宮沢賢治の童話や。ワイ、小学生のとき読んで「宇宙の電車って何やねん!」ってワクワクしたわ。主人公ジョバンニが、友達のカムパネルラと一緒に銀河鉄道に乗って星空旅する話やねん。最後、カムパネルラが実は死んでて、川で友達助けようとして溺れたって分かる。未完成やけど、幻想的で悲しい雰囲気や。電車が蒸気やなくて電気かアルコールで動くって設定もあって、賢治の想像力スゴいなって思うわ。
きさらぎ駅と『銀河鉄道の夜』:似てるトコある?
きさらぎ駅が『銀河鉄道の夜』をなぞったかって考えると、直接の証拠はないけど、似てる雰囲気はあるよな。ワイなりに比べてみるで。
謎の電車と旅:共通のモチーフ
まず、どっちも「知らん電車に乗る」ってとこから始まるやん。きさらぎ駅は現実のはずが異界に迷い込むし、『銀河鉄道の夜』は現実から夢か死後の世界に旅立つ。ワイ、きさらぎ駅の「普段の電車が変なとこ行った」って感じ、ジョバンニが銀河鉄道に気づくシーンにちょっと似てると思うわ。友達で、「電車が異世界行くってロマンやな」って言う奴おったけど、確かにどっちも電車が日常超える感じや。
『銀河鉄道の夜』は1924年頃に初稿書いて、1933年の賢治の死後に出たけど、日本じゃ昔から有名やん。ワイ、2ちゃんねるのオカルト板の奴らが賢治の話知っててもおかしくないと思うで。はすみが影響受けたかは分からんけど、電車で異界行くって発想が無意識にリンクした可能性はあるんちゃうか。
不気味さと幻想:雰囲気似てる?
きさらぎ駅の暗い無人駅とかトンネルの怪奇感、『銀河鉄道の夜』の星空や石炭袋の不思議な感じ、どっちも現実離れてるよな。ワイ、きさらぎ駅の「誰もおらん駅で途方に暮れる」ってのが、ジョバンニが銀河鉄道で「どこ行くんやろ」って漂うのに似てる気するわ。でも、きさらぎ駅は怖さがメインで、『銀河鉄道の夜』は悲しさや美しさ寄りや。友達で、「きさらぎ駅ってホラーやけど夢っぽいよな」って言う奴おったけど、確かに幻想的なトーンは被るかもな。
魂とか死の匂い:深いテーマ
あと、きさらぎ駅ははすみが行方不明で終わるやん。『銀河鉄道の夜』もカムパネルラの死が絡む。ワイ、「電車でどっか行って戻られへん」ってのが、どっちも魂や死を連想させるなって思うわ。賢治の話は法華経とか仏教の影響あって、死後の旅っぽいけど、きさらぎ駅はもっと直接的な「消えた」感や。ワイの地元やと、「変な駅で消えたら霊や!」って噂好きやし、こういうテーマが日本人に刺さるんちゃうか。
影響あったんか?:ワイの推測
きさらぎ駅が『銀河鉄道の夜』を意識したかって、証拠はないで。ワイ、はすみの投稿読んでも、賢治の話に触れた形跡ないし、直接的な繋がりは薄いと思うわ。でも、文化的な影響はあるかもな。日本やと、電車や駅が不思議な話の舞台になりやすいやん。ワイ、賢治の幻想的な電車旅が、日本のオカルト好きの頭のどこかに残ってて、きさらぎ駅みたいな話に間接的に影響した可能性はあると思うで。
たとえば、賢治が死んだ1933年から70年以上経って2004年の2ちゃんねるやけど、『銀河鉄道の夜』は学校でも読まれる有名な話や。ワイの友達で、「銀河鉄道って名前だけでワクワクする」って言う奴おったし、オカルト板の奴らが「異界の電車」って発想に引っ張られたんちゃうか。直接やなくて、そこはかとなく漂う感じで影響してる可能性はあるな。
違うトコもある:ホラーとファンタジー
でも、きさらぎ駅と『銀河鉄道の夜』、全然ちゃう面もあるで。きさらぎ駅はネットのリアルタイム感あって、ホラー寄りやん。ワイ、読んでて「助けて!」って焦りが伝わってくるわ。『銀河鉄道の夜』は詩的で、死や悲しみを優しく包む感じや。ワイ、賢治の話は「美しさ」が強いけど、きさらぎ駅は「怖さ」が勝つなって思う。友達で、「きさらぎ駅はガチ怖いけど、銀河鉄道は泣けるよな」って言う奴おったけど、その違いはデカいわ。
結論:そこはかとなく影響あるかもやけど…
きさらぎ駅が『銀河鉄道の夜』をなぞったかって、ワイ的には「直接はないけど、そこはかとなく影響あるかも」って感じや。電車で異界行くとか、不気味で幻想的な雰囲気とか、似てるトコはあるけど、きさらぎ駅はネット時代のホラーやし、『銀河鉄道の夜』は賢治の詩的な世界や。ワイ、どっちも好きやけど、きさらぎ駅が賢治から生まれたかって言うと、偶然の一致か間接的なインスピレーションくらいちゃうかな。どう思う? 次、きさらぎ駅の話出たら、「銀河鉄道みたいやな!」って言ってみ。
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