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それは、私が高校生の時でした。

彼とデートをすることになり、地元で遊んでいましたが、田舎なので
すぐに行くところもなくなり、暇を持て余すことになりました。

そんな時、ふと、思い出したのが静岡県にある弁天島の事。
弁天島の周囲を恋人同士で一周すれば「幸せになれる」という噂。

彼も一緒という事もあり、これは行くしかないとなり提案し、
日が傾き始めたころ、二人で弁天島を一周した。

一周し終えた時、目に入った鳥居。厳島神社
折角だからと言って、登ることになりました。

99段の階段を上ると、見えてくる神社。

日も影っていたうえに、木々で明かりを遮断されていた為、
少し不気味で恐怖を感じましたが、あまり気にせず参拝をして
降りようとしたところ足を引っ張られる感覚がありました。

その後も、ずっと右足に違和感を感じつつもそのまま帰宅。

その夜の事です。部屋で寝ていると突然、バタンと部屋の扉が開く
音が響きました。それは、尋常じゃない音の大きさ…

最初は、家族の誰かがものすごい勢いでトイレに行きたくって起きたのかなっと思い、
「夜中なんだから静かにしてよ」と、私は扉越しに言いました。

しかし、返事はなく、扉が閉まる音が聞こえたので、
明日の朝、文句言わなきゃともう一度寝ようとして目を閉じたところ、
廊下から微かに足音が聞こえるのです。

しかも、その足と共にポタポタとまるで水が零れる音までして、
何かがおかしいと異変を感じ、息を殺してその足音に集中すると、
その足音は私の部屋に向かっていることに気付きました。

そうしている間も、どんどん音は近づき…
そして、私の部屋の前でその足音が止まったのです。

これは、もうダメだ!ヤバい!!来ないで!!と心の中で叫びました。

数分すると、その足音は私の部屋から遠のき、
私はそのまま安心していつの間にか寝てしまっていました。

翌朝、家族に夜中に扉の事を文句行ったところ誰も、
夜中にトイレ等に起きていなかったそうで、しかも、
そんな大きな音なんて聞こえなかったすら言われました。

私は思い違いだったのか、それとも寝ぼけていたのか…
でも、私が体験した出来事を友人に話したところ、弁天島の回りは
今は舗装されてますが、それでも、歩きにくい地形となっていて、
すぐ隣が海という事もあり、自殺者事故死する人が多く、
今も後を絶たないと聞いている。

もしかしたら、あの日、神社へ登った時に感じた足の違和感は
その場所で亡くなった方の霊で、それを家に連れ帰ってしまったのかなっと
思ったらゾッとしました。

後日談。
しかし、なぜ部屋に入ってこなかったのか疑問を持ちました…
その数日前に、私は修学旅行で今まで買った事がないのになぜかお札を買い、
その出来事が起きる、前日にしかも、たまたま扉の近くに祭っていたのです。
こんな偶然が重なるものかと思いました。

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