弟がとてつもなく霊感が強いというタイプで、千葉県船橋市にある
心霊スポットと言われる達磨神社の前を車で通った事があります。

本来の神社名は「白幡神社」といい、
通称「ダルマ神社」という呼び名で心霊スポットとしても知られる所です。

ダルマ神社の名で知られる白幡神社は、
千葉県の北西部の「船橋県民の森」に接した道の反対側にあります。

庚申塔といった石塔が数多く並んでおり、道路沿いの鳥居をくぐり
しばらく森の中をすすむと小さな社殿に突き当たります。

かつて達磨を用いた呪術的なことが行われていたという噂もありますが、
社殿にも倉庫らしきところにも達磨らしきものは見当たりません。
しかし、この小さな社殿の中に達磨が鎮座していると言う話があります。

日中はともかくとしても、
夜間に街灯に浮かぶ石塔はどこか墓石にも見え不気味な雰囲気を醸しだしています。

又、十数年ほど前には近くで殺人事件があり、
遺体が放置されたという噂のある場所でもあります。

ある日、夜の10時頃に弟の運転でその前を通過した時のことでした。

いわくつきの場所であり、何気なく目がいってしまいましたが
これといって変わったこともなく通り過ぎました。

しかし、その場所を少し過ぎた所で弟が、
さっきのカーブミラーに立っている人が映っていたわとポツリと口にしました。

弟にとっては珍しいことでもないことのようで、
思わず後ろを振り返ってしまいましたが、カーブミラーはすでに見えなくなっていました。
殺害されたのは男性ですが、ここでは女性の幽霊目撃話しが多く聞かれるといいます。

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