〒071-1473 北海道上川郡東川町松山温泉天人峡温泉

母・叔母・祖母の3名で紅葉の時期に宿泊したのが、
御やど S荘」でした。

夜中寝ていると、金縛りにあい、水の音と同時に白い女の人が出てきて、
恐ろしい形相で母を見たそうです。

なんとか近くにあったリモコンでテレビをつけると、
それがなくなったそうですが、その物音に気がついて
眼を覚ました叔母に事情を話し、寝る場所を入れ替わったところ、
今度は叔母に全く同じことが起こりました。

その後、恐ろしくなった二人は、眠らずに夜を明かしたそうです。

翌日、朝食の時間になって、食堂に行ったところ、
自分たちの部屋番号の書いたお膳がなかったので、
近くにいた従業員に問い合わせたところ、その部屋番号を聞いた直後、
口には出さなかったようですが「なんでその部屋番号?」
というような表情をしたそうです。

実際その部屋番号の食事は用意されておらず、
あわてて用意して提供されたそうです。

母は思い切ってその従業員に、自分たちの泊まった部屋で、
このような体験をしたという申し出が過去になかったか?
と尋ねたところ、何かをごまかすかように、
「そんなことは聞いたことがない」と言ったそうです。

ろくに眠れずに寝不足状態で帰ってきた母に聞いた話ですが、
振り返ってみれば、その時はちょうど紅葉が見ごろの時期で、
どこの宿に問い合わせても満室で取れなかったそうで、
最後に電話したこの宿だけが空いていたため、ここに決めたそうです。

朝食のお膳の件を考えてもきっと母たちが宿泊した部屋は、
こういった現象があって少なくとも普段は客室として
使用していない(できない)部屋だったのではないでしょうか?
当然ですが、もう2度と泊まりたくないと言っていました。

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