事故で失くした自分の下半身を探して彷徨う
少女の幽霊『テケテケ』

そのテケテケが事故を起こした場所と雰囲気が似ているのか、
和歌山の紀の川市にある大池遊園駅に、
テケテケが現れるというウワサを聞き、
興味本位ででかけた時の話です。

駅なので電車で降り立ったのですが、
時代に取り残されたという感じの、
知らなければ最近廃線になった駅だと思うような印象でした。

火の玉等の怪奇現象が頻発すると言われていますが、
人以外に利用されていると言われても納得出来るほど、
日常とかけ離れた空気に包まれている駅でした。

周囲には人の気配が無いと聞いていたのですが、
駅の北は団地などがあり賑やかそうなのですが、
南側はほとんど田んぼや畑で寂しい限りでした。

なんとなくですが、
この駅が境界の役割をはたしているような印象を持ちました。

画像や動画を撮ってはその都度確認をしましたが、
特に気になるような所はなく、
濃厚な気配が漂っているだけに残念だと思っていました。

帰りの電車をホームでまっていると、
左膝の少し下あたりがジクジクしてきて、
見てみると小さな傷ができていました。

流血というほどでは無い小さな傷なのですが、
いったいいつ出来たのか全く心当たりがなく、
出来てから何時間も経った傷ではありませんでした。

大池遊園駅にいた間に何処かで出来た傷なのですが、
膝立ちの体勢をとった事はなく、
何処かにぶつけた事もありません。

テケテケに遭遇すると足を持っていかれるとか、
体を切断されるというのを知っていただけに、
後数分の電車到着がとても長く感じられました。

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