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大学卒業を控えた大学4年最後の春休みの時の話です。

私の住まいのすぐ近く愛知県犬山市には入鹿池という、
地元では少し有名な心霊スポットがあります。

ある日の深夜、うちに遊びにきていた彼女を
家まで車で送っていくことになり入鹿池の付近を通りました。

この当時付き合っていた彼女は霊感はないものの
大変な恐がりなので、そこが心霊スポットである旨は
内緒にしていました。

にも関わらず、そこを通ると表情が暗くなり、
「どうしたの?」と聞いたら
青白い顔のおじさんがそこの木の陰からこっちを見ていた」と言いました。

それを聞いて私はぞっとしました。

なぜかというと、彼女が指差したそこは駐車場なのですが
1ヶ月前に殺人事件があった場所だったからです。

駐車場に止められていた車の中に、
刃物で刺された中年の男の死体があった
のです。

日本経済新聞(2012/4/5付):【弟殺害容疑、68歳男を逮捕 愛知県警、司法解剖せず】
愛知県犬山市の駐車場で2008年、炭を燃やしたコンロを車内に放置し、弟を殺害したとして、愛知県警犬山署捜査本部は5日、富山県射水市草岡町2の無職で兄、山本勉容疑者(68)を殺人容疑で逮捕した。勉容疑者は弟の満さん(当時61)の生命保険金約600万円を受け取っており、県警は保険金目的で殺害したとみて、調べている。

同署が検視を行ったが、勉容疑者の説明などから「事件性なし」と判断。司法解剖は実施されなかった。県警の宇佐美孝一・捜査1課長は事件発生当時の初動捜査について「不適切な面があったと言わざるを得ない」としている。

逮捕容疑は08年1月3日夜、釣りに来ていた犬山市喜六屋敷の入鹿池近くの駐車場で、自分のワンボックス車に豆炭を燃やしたコンロを放置。酒を飲んで眠った満さんを、密閉状態にした車内で一酸化炭素中毒死させた疑い。

そんなことを彼女に話したら余計に怖がるだろうと思い、
内緒にしておきました。

その翌月くらいに、今度は同じサークルの友人とそこにいきました。
各々の車で、深夜ドライブと称して入鹿池までいきました。

車から降りてベンチに座って他愛もない話をしていました。

すると途中でその友人も
嫌な感じがするから帰ろうぜ」と言いだしました。

それなら、ということで駐車場へ向かい、
各々止めてあった車に乗り発進しました。

バックミラー越しに友人の車が発進するのを確認しました。
そのときです。

友人の車が急停車しました。
そのまま何事もなかったかのように車は動き出して
近くの駅までいきました。

駅についたときに友人に聞きました。

「さっきなにもない所で車急停車させてたけど、どうしたんだ?」と。
駐車場の陰からおっさんの陰?みたいなのが飛び出してきて
危ない!と思ったから急停車した。けどなんにもなかったんだよな」
と友人は言いました。

その答えを聞いて私はぞっとしました。
友人には先月の彼女の体験は一切話していなかったからです。

殺人事件がおきた話も、
彼女が変な影をみた話もとちらもしていなかったにも関わらず、
2人の証言は奇妙にも一致してしまったのです。

このことをその友人に話したところ
もうあの池にいくのは絶対にやめよう」ということになりました。

今思い出しても背筋がヒヤッとなる思い出です。

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