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約10年前のことです。

いつものように、自転車に乗って
会社から兵庫県尼崎市の自宅へと帰るところでした。

その踏切はいつも使う踏切で、
この場所を避けるとかなり遠回りをしなくてはならなかったので、
色々噂を聞いてきたのですが使っていました。

噂というのは、その踏切の横にはお地蔵様が祀られていて、
昔はお墓だったのを無理やり埋め立てて作られた道で、
雨も降っていないのに大きな水たまりができたりと、
不思議なことが起こるということだったのです。

実際にすぐ側の中学校内にも、お地蔵様が祀られています。

これまで心霊体験を1度もしたことがない私が、
ついに見てしまいました。

街頭が少なく少し薄暗い踏切で電車が通過するのを待っていました。

カンカンカンカンと響く音と赤い点滅をボーッとみながら、
ふと、線路向こうの小さな林に目が行きました。

そこには、全体が青白い女性が立っていて、
私はなんとなくじーっとその女性を見ていました。

今思えば、なんだか違和感を感じたからだったのでしょう。

足元も腰も上半身も、青白い。
どーやらショートカットのようにも見える
髪まで青白い?その時気が付きました。

顔がないのです。
いわゆるのっぺらぼうです。

思い出すと、ゾッとします。

私は見てはいけないと思い、慌てて目をそらしました。
電車は通りすぎ、踏切があきます。

自転車を漕いで踏切を渡り林の前を見ないように通り過ぎました。
後ろは決して振り返りませんでした。

それから数日たって、あのJR福知山線脱線事故が起きました。

福知山線脱線事故現場では数多くの幽霊目撃の噂があるようですが、
あの時の人は、誰かのお迎えだったのかと思ってしまいます。

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