千葉県から栃木県まで走っている国道408号線
そのうち茨城県つくば市付近は霊を見る人が多いです。

私も、毎年お盆の終わり頃にその辺りを車で走ると、
生命感のない人たちがつくば山方面に向かって
歩いている
のを見ます。

どうやら霊界への通路になっているのです。

彼らの背中を見ると、
「あぁ、今年も子孫に供養してもらって、
彼らの場所へ帰って行くんだなぁ」と思います。

霊界とこの世を結ぶ空間の歪みがあるため、
408号線のつくば市よりの部分から
つくば山を結ぶ線上は霊も出るし、
事故や事件も多い「魔の線」
だと聞きます。

この魔の線上につくば大学の寮があります。
そこにある日、毎日星を見上げる女学生がいたそうです。

窓越しに彼女を見た男子学生が声をかけましたが、
返事がなく、様子もおかしい。

その女学生は窓をみたまま首を吊っていたということです。
星をみる女の子」として、語り継がれています。

また、霊界のある人が東京から、
初めて「魔の線」に来た時
「なんか、変質者の気配がする」と言ったそうです。

それを聞いた人はぞっとしました。

その人が小学生だったとき、その辺りはまさに変質者が出て、
被害にあった女の子が転校するということがあったからです。

続けてその人はこう言ったそうです。

「変質者の歪んだ心のエネルギーがここに残っている。
本人は今、この近くにはいないけれど、
この世への憎しみを異常な性愛に向けて盛り上がったこの場所に、
念が残されている。なんだかここにいると、寒くてこわい」

聞いた人はますます驚いたそうです。
だって、その人こそがその変質者だったのですから。

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