〒739-0046 広島県東広島市鏡山2丁目

知り合いのK君が大学3年の秋頃にゼミの友人が車を手に入れたので、
気心もしれてきたゼミの仲間とドライブで鏡山公園へ行った時の話です。

室町時代に建てられた山城を巡って戦国時代に合戦が行われた時に、
三本の矢で有名な毛利元就が活躍した山城「鏡山城跡」の麓にあり。
国道2号のそばで大学が近くにある都市の中にある公園

散策だったり子どもと遊んでいたり、
色んな人が思い思いに楽しんでいる鏡山公園心霊スポットとは縁遠く。

合戦の時に亡くなった武者達が今もさまよっているのか、
夜に訪れると呻くような声が聞こえるという話があるのが信じられない所です。

公園を散策して一息つきながらなんでもない会話をしていると、
少し物足りなさを感じていたK君が案内等の文章を思い出し。

「ここ昔に合戦があった所だろ、この下に眠っている侍が起きてきたりして」

あーと低く呻きながらゾンビのマネをして隣の友人に襲いかかるフリをして、
何を言っているんだと呆れられたりしながら鏡山公園でのひと時を楽しんだ帰り道。

「さっき電話してきたけど何だったの?」

K君の携帯に友人からメールが来たのですが、
K君は電話をかけていません。
誰かと間違えているよと返信したのですがK君で間違いないと。

K君も後日確認したのですがK君の携帯からの着信で、
留守番電話には風の吹くような音と2度ほど
何かが動くような音が残されていたそうです。

特に連絡をする理由もなく、
着信があった時間は公園でゼミの仲間と話をしていた時間です。

その時は原因は不明だけどそういうこともあるんだろう、
友人にはゴメン間違って通話したとメールを送り、
車内では微妙な空気にするなと冗談を言われながらそのまま帰宅。

しばらくして鏡山公園のウワサを知ったK君はこれから何か起こるのでは、
そんな不安を覚えましたが原因不明の電話以外は何も起こらず、
ゼミの仲間内ではそんなことあったなという出来事になっているそうです。

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