私の親(五十代)が知っていた話なので、
かなり昔からある有名な心霊スポットだと思います。
兵庫県西宮市の満池谷(まんちだに)墓地にある
「手振り地蔵(まりちゃんの像)」(正式名称は“まりをつく少女の像”で、
実際にはまりちゃんという名前なわけではない?)は
墓地の中に建てられているのですが、おかっぱの少女が片手を上げていて、
もう片手でボールを持っている姿の像で、交通事故で亡くなった娘さんを
しのんで親が建てたものなのだそうです。
石の塔の上に像が立っているのですが、
全体的に大造りで威圧感があり、見た目だけでも結構怖いとか。
その像が、雨の降る日(もしくは夜中)にまりつきをして遊んでいる、
というのが最もポピュラーな心霊現象です。
また、他にも像が掲げた手が動くという噂もあり、
「バイバイ」と左右に手を振っていたらセーフ、
「おいでおいで」をしていたら帰り道に事故に遭うのだそうです。
これも夜中限定の現象なのだそう。
また、まりちゃんの像の周囲には墓地中の子供の霊が集まり、
夜は一緒に遊んでいるという話もあるそうです。
昔は興味本位の若者がよく見に来ていたらしいですが、
今はどうなのかわかりません。
ご他聞に漏れず、当時不良カップルだった
私の父母も見物に出かけたことがあり、母は何ともなかったのですが、
車を運転していた父は像が肩越しに自分の方を振り向いたように見え、
その後体調を崩すといったことがあったようです。
見間違いだろう、というのが大方の我が家の見解なのですが、
少女の死因が交通事故なのなら、もしかすると「車の運転手」だけに
異変が起きる、などといったこともあるのかもしれません。
ちなみにこの像、以前は墓地のド真ん中にあったけれど、
今は別の場所に移動しているらしいです。
2015年7月29日 at 2:19 PM
うひゃひゃ!
うちの息子1歳が笑ってますぜ!