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江戸の火刑の歴史!東海道鈴ヶ森刑場跡の怪奇

東京都 心霊スポット 鈴ヶ森刑場跡

鈴ヶ森刑場跡とは?

鈴ヶ森刑場跡(東京都品川区南大井2丁目付近)は、江戸時代に幕府が設けた主要な処刑場で、特に火刑や斬首、磔が執行された史跡です。1651年(慶安4年)に東海道品川宿の南端に設置され、江戸三大刑場(他は小塚原刑場、大和田刑場)の一つとして知られました。品川区の歴史資料によると、罪人の首を晒す「獄門」や火あぶりの刑が行われ、見せしめとして東海道を通る多くの旅人が見物したとされています。明治時代に廃止され、現在は鈴ヶ森大経寺の境内の一部に「刑場跡の碑」が残るのみで、周辺は住宅地や商業エリアに変わっていますが、過去の凄惨な歴史が地域の記憶に刻まれているとされています。

心霊スポットとしての背景

鈴ヶ森刑場跡が心霊スポットとされる理由は、その歴史と環境にあります。

  • 火刑の歴史:火あぶりで処刑された罪人の煙が立ち込めた記録があり、その怨念が残っているとの噂が地元で語られています。
  • 東海道の立地:旅人が行き交う東海道沿いに設置されたことで、見せしめの恐怖が土地に染み付いたとされています。
  • 大経寺との隣接:処刑場の跡に建立された大経寺が、霊を鎮める役割と逆に霊的な気配を増幅しているとされます。

報告される心霊現象

2025年現在、鈴ヶ森刑場跡周辺で語られている心霊体験を集めました。

  • 気配の感覚:大経寺周辺や刑場跡の碑付近で、見られているような視線や気配を感じるとの報告がXや地元の口碑で見られます。
  • 物音:夜間に、かすかなうめき声や足音が聞こえたとの声が寄せられています。
  • 写真の異常:碑や寺周辺で撮影した写真に、白い影や煙のような形が映ることがあるとネット上で話題に。

これらは明確な証拠がないものの、恐怖の口碑として語り継がれています。火刑の歴史や東海道沿いの立地から、訪れる人々が過去の処刑を連想し、不思議な感覚を覚えることが多いようです。

鈴ヶ森刑場跡での恐怖体験談

もう10年くらい前になります。
当時、一緒につるんでいた仲間5人と肝試しに行こう
と言う事になり車を出して東京都品川区にある
鈴ヶ森刑場跡肝試しに向かいました。

鈴ヶ森刑場跡は大通りの国道15号沿いに面しており、
少し想像するとそんなに怖い所ではないと考えていました。

鈴ヶ森刑場跡の近くに着くと車を路上駐車して
徒歩で近づいて行きました。

大通りが横を通っていて、車の交通量も少なくはないので
心霊スポットという感じは全くしないのですが近づくにつれ、
そこだけが明らかに空気が違うと言うか、変な感じでした。

鈴ヶ森刑場跡は場所もそんなに大きくはなく、
みなさんの近くにある小さな公園と
同じくらいのサイズなので迷うと言う事もありません。

5人で中に入ると、先ず首を洗った井戸を眺めて
スゲーなとか血とか付いてるんじゃねー?
とか良いながら見ていました。

怖い感じは確かにありましたが、さっきも言った通り、
人気がない所ではないので肝試しという感じにはならず、
最後に境内みたいな所で手を合わせて帰ろうとなりました。

1人ずつならんで私の前に3人、後ろに1人でした。
私が目をつぶって手を合わせて拝んでいると、
もう行くぞー!という声が聞こえたので目を開けて
みんなのいる方向に走って行ったのですが、
走って行った方向に4人いました。

そこで私はゾッとして。

さっき拝んでいる時に誰か私の後ろに居なかった?と
訪ねても誰も居なかったよとしか言われませんでした。

現在の状況

2025年時点で、鈴ヶ森刑場跡は鈴ヶ森大経寺の境内の一部として整備され、南大井2丁目付近は住宅地や商業エリアに囲まれています。昼間は穏やかで、京急本線大森海岸駅やJR大森駅からのアクセスが便利なエリアですが、夜になると人通りが減り静寂が支配します。地元住民の間では「昔の刑場の跡」「怪奇は噂にすぎない」との声が大半ですが、心霊スポットに興味のある人々の間で注目されています。京急大森海岸駅から徒歩約5分でアクセス可能です。

鈴ヶ森刑場跡に関する心霊スポット情報まとめ

江戸の火刑史が残る怪奇の地

鈴ヶ森刑場跡は、東海道沿いの江戸時代の火刑と処刑の歴史が残る場所です。2025年の今、不気味な気配を感じるかはあなた次第ですが、証拠はなく都市伝説の域を出ません。訪れるなら、昼間の安全な見学を推奨します。品川の喧騒から少し離れたこの地で、江戸の暗い過去に思いを馳せてみませんか?