2014年の秋、10代後半の男性2人、
女性2人の計4人で福岡県北九州市にある
「管生の滝」という心霊スポットに行きました。

夜の10時前後、私の所有する自家用車に乗り、
私の運転でナビを見ながら目的地である管生の滝を目指していました。

途中管生の滝の案内看板を見つけ、
それに従い走行していると段々と道が狭くなり、
左右のガードレールもなくなり、少し横にずれると
崖から落ちてしまうような危ない道に変わってしまいました。

さらに電球が半分以上切れた暗い櫨ヶ峠隧道と書かれたトンネルがあり、
運転するのが怖くなった私は助手席に座っていた男性に
運転を代わってもらいました。

櫨ヶ峠隧道

トンネルを抜けしばらく道なりに進んでいると、
運転している男性が「背中がひりひりする。」と言い出しました。

4人全員が運転による疲れだと思ったので、
あまり気にすることもなくそのまま走行しました。

一時するとまた同じ男性が「背中がひりひりする。」と言い出し、
車内の電気をつけ私ともう一人の女性に背中に異常がないか見てくれとお願いしてきました。

すると、その男性の背中には
手の形に赤くなっているところが10か所ほどあったのです。

私ともう一人の女性は怖くなり、
帰ろうと泣きながら言い、来た道を戻ることになりました。

帰りも同じ櫨ヶ峠隧道を通ったのですが、
その時車の下から「キーン」と変な音が鳴り始め、
その音は櫨ヶ峠隧道を抜けるまで続きました。

無事家に帰り着くことはできたのですが、
この日以来管生の滝には行っていません。

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