宝ヶ池駅(京都)

深夜1時に友人と二人でゲームショップに
ゲームを買いに行った時の心霊体験です。

欲しかったゲームも買、国際会館の方に帰宅途中。
深泥池方面は有名な心霊スポットでもあり
(地元では読み方を変え『しんでいけ』とも言われています。)、
夜中にはタクシーですらあまり通らない道があります。

夜中だったので、私たちも深泥池を通らず、
狐坂を通って帰ることにしました。

いつもこの道で帰っていたので、
何事もなく中間地点の宝ケ池トンネルをくぐり帰宅をしていたのですが、
ちょうど宝ケ池トンネルを抜けたところの右脇に
赤い着物・黄色い帯・おかっぱ頭の少女が俯き、
しゃがんだ状態で、『しくしく』と声を出して泣いていました。

容姿としては、昭和時代の女の子のようで、
今の時代には絶対にいない格好だったので、
怖くなり見て見ぬ振りをしてそそくさと帰宅しました。

家に着いたところで、友人に女の子の容姿を伝え、
『トンネルの出たとこりの右側で女の子が泣いてなかった?』
と聞いてみたのですが、『いなかった。そんな子がいるはずない。』
と答えられ、見なかったことにして友人と別れました。

それから三日後。同じ時刻に狐坂を通らないと用事がありました。

期間も短く、通りたくはなかったのですが、
その道を通らないと予定時間に間に合いそうになかったので、
我慢し、通ることにしました。

すると今度は、すぐそばにある松ヶ崎寝子ヶ山の池の真ん中で
三日前にいた女の子がおじいさんと二人で手お繋いだ状態で、
私が見えなくなるまでずっと手を振っていました。

それから、通らなくなっていたのですが、半年程経ち、、
さすがにもう見ないだろうと夜中に狐坂&宝ケ池トンネルを通ったのですが、
やはり少女はいました。

少女は、手毬をもって遊んで欲しそうに私の方に近づいてきました。
逃げるように私は家に帰宅しました。

次の日、部活の先輩にこの話をしたのですが、
宝ケ池トンネルで昔、幼児の送迎バスが事故を起こし
子供が数名亡くなっていたそうです。

それ以来、私は狐坂と宝ケ池トンネルを通っていません。

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