〒381-0000 長野県長野市長野 大峰山公園
長野県長野市から、いまは人気のヒーリングスポット
「戸隠」へ行く旧道にその昔から、道路の真ん中に一本松がありました。
道路は松の幹から左右に分かれ、そこを運転して通る際に
「人生の分かれ道」を選択するようなつもりで、
一応左の道を選択して通っていました。
冬には雪も多く曲がりくねった峠道なので、下りは気を付けないと
カーブの中の一本松をよけるため衝突する事故が多かったようです。
この七曲の一本松の道へ上ってくる途中には善光寺の北側の山腹に
「ビルマ兵士の墓」が祀られていて、
その道の先には長野市の「大峰斎場」もあるところで、
かなり夜は条件が揃っていて何ともいえない場所です。
実際、ここを走っている時前の車が、一本松の前でタイヤが側溝に落ち
「火花」をふきながら再び復活して走った、という不思議な光景を見ました。
しかし長野五輪の頃にはその先の飯綱スキー場がモーグル会場でしたので、
その頃整備されて、スノーシェッドもつきました。
五輪で整備される場所だからさすがに一本松は取り払われるだろう
と思っていましたが、行ってびっくり。
スノーシェッドに入っているので枝や幹のほとんどは刈り取られましたが、
50センチほど残したまましめ縄に「飯綱大明神」のご神体に
お神酒が備えられる台までおいてありました。
これは相当、地元民の言い伝えや心霊的な根拠によるもので、
撤去は不可能だったのでしょう。
この一本松の言い伝えと関係はないと思いますが、
ここの飯綱スキー場は日本人女子初の金メダルの記念すべきスポットとして
「里谷多英」コースまで作られたのですが、不祥事後はその看板も今は撤去されてしまいました。
2018年4月19日 at 9:04 AM
長野県長野市の通称「七曲り」。長野市から飯綱や戸隠に行く旧道です。8連続カープと16%の急勾配という強烈な峠道で事故多発地帯として名高い場所なのです。その七曲りのカーブの途中に道のど真ん中にそびえ立つ一本の松があったのです。この一本の松、もう何年も切るか切らないかという議論になり、その議論が出る度に様々な怪奇現象が起こり、工事関係者が松を切ることを中止したというものでもあるのです。他にも、松で首吊り自殺した者の幽霊が出没するという噂もあります。この場所、夜になると電燈もなく、本当の真っ暗闇となるのですが、すごい坂を登っていくと、中央分離帯が突如発生し、呪いの一本松が出てくるのです。この中央分離帯に吸い寄せられるかのような錯覚を感じて突っ込んでしまう車が続発しているという話も聞きますが、実際に運転してみるとその気持ちはよく解ります。特にスピードの出がちな下りでは、突然現れる中央分離帯を避けきれないかもしれません。現在、この呪いの一本松は様々な噂を断ち切ろうと、切られました。しかし、根っこから取られた訳ではなく1m程度の高さで、この切られた木の上に「飯縄大明神」と書かれた御札が置いてあるのです。この近くに飯縄山がありますので、そこの神社の御札かと思います。そして、ワンカップ。木には小さい注連縄が巻かれています。このだけでも、普通の松ではなことが一目瞭然ですし、余計に恐怖心が出てきます。本当に不思議な雰囲気ですし、夜には近寄らない方が無難です。