新潟県越後七浦シーサイドライン幽霊が出る
というのは結構有名な話みたいですが
車の免許がない私には縁遠い場所で「へぇー」ぐらいなもんで、
当時話を聞いていました。

その日、仕事で嫌なことがあったという友達が愚痴を聞いてくれ
と言うことでコンビニで軽く食べ物を買ってドライブへ。

私の仕事が21時、友達の仕事が23時に終わるので、
出発したのは日付が変わった頃だったと思います。

わちゃわちゃ喋りながら1時間ぐらいたったと思うのですが、
お互い喋り疲れたので飲み物を飲み
私はどんなとこまできたのかなあと外を見ました。

まぁ、地理にも弱いですし、ド近眼+乱視、元々の視力が悪いのもあり
眼鏡をしていても暗闇の中の風景はよく見えなくて「今、山にいるの?」と友達に聞くと
「山も近いけど、今はシーサイドラインだから海も近いよ。角田あたり。」
「角田って言われても、わかんないよ」と笑うと「そりゃそうか」と友達も笑い
また、私は外を見ました。

ふと、ここで前に聞いた怪談話を思い出しました。
「ねえ、まさか越後七浦シーサイドラインてとこ?」
友達は「そうだよ」と、カラリと答えました。

正直、本物でも偽物でもそういう噂があるところは近寄りたくないので
前に聞いた噂話を話して、違うところに行こうと促すと友達は
「本当だったとしても、そんなホイホイ出てこないって。大丈夫!」
そんなことを言って笑っていました。

また、別の話を始めた頃友達のスマホに着信が。
共通の友人だったし、友達からも出ていいよと言われたので電話をとり
今友達が運転中であることを伝えました。
電話の子は「良いなぁ!私も乗っけてよー。四人まで乗れるでしょ?」と。

四人?
確かに軽自動車で四人まで乗れます。(頑張れば五人なのかな?)

なんか妙に引っ掛かって「いや、今二人だけだからあんた乗っけても、あと一人大丈夫だよ。誰かと一緒なの?」
そう、私が聞くと「え?二人なの?なんか後ろから違う子の声してるから・・・」

電話の子は、日頃からいたずら好きで、人をからかうところがあったので
「まったまた~やだなぁ」と私が言うと「いや、マジで。今もしてるよ。一緒に行こうよって。」
その声はいたずらを仕掛けてるときの声じゃありませんでした。
むこうも若干引き攣ってますし、私も引き攣ってます。

そのあと迎えに行き「新手のいたずらか!?冗談でもやめてよ!」と言ったのですが
本当に聞こえたのだそうです。

「新しい友達なの?」
「良いねぇ。」
「一緒に行こう。連れていこうよ。」

そんな感じで。

このシーサイドラインもそうなのですが角田岬というあたりもよく出るようです。

近い場所で間瀬サーキットという場所もあるそうなのですが、そこも含めて
幽霊の、特に女性の幽霊の目撃情報が多いらしいです。

見えるだけでなく、まさか訴えかけて来るとは思いもしなかったので
かなり驚きました。

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