看取りで祖母を見送った夜、病室の窓に顔が浮かんでいた。カーテンを閉めても叩く音が続き、心が凍りついた。看護師に話しても「幻覚」と笑われたが、朝まで音が止まなかった。帰宅後もその顔が頭から離れず、夜が怖くなった。後日、同じ病室の患者が同じ体験をしたと聞き、現実とは思えない恐怖が蘇った。あの顔が頭から離れず、心に深い傷を刻んだ。看取りが永遠の悪夢となり、もう病院には近づきたくないが、その記憶が私を追い続ける。