洗濯物を干していると朝の静けさの中で視線を感じた。ふと見ると窓の裏に男の顔が浮かんでいて、心臓が一瞬止まったような衝撃。目を離すと消えたけど息が詰まる感覚が残り、しばらく動けなかった。おかんに話しても「疲れてるだけ」と笑われただけだし、あれが現実じゃないのは分かってる。それでも部屋にいると気配が漂う。頭からその顔が離れないまま、最近はカーテンを閉めっぱなしにしてるんだ。信じてもらえない絶望が重い。