実家の書斎で本を読んでたら本棚の裏に黒い影が揺れてた。昼の陽光が差し込む部屋で家族は出かけてて私だけだったけど、気になった程度で済ませたんだよね。目を凝らすと消えたけど微かな気配が残ってる。おかんに言っても「疲れてるだけ」と流されたけど、あれが現実じゃないのは確かだ。その後も書斎に入ると気配が漂うから、最近は本をリビングに持ち出すようになった。頭からその影が離れないままなんだ。