お盆の夜、墓参りから帰ると空気が急に冷えた。部屋の隅でささやきが響き、心が凍りついた。誰もいないはずなのに、その声は私の名前を呼んでいるようだった。恐怖に耐えきれず電気をつけたが、何も見えず気配だけが残った。家族に訴えたが「疲れている」と笑われ、絶望が募った。翌日も同じ時刻に聞こえ、現実とは思えない恐怖が魂を抜き取った。あの声が頭から離れず、夜が永遠の悪夢となった。お盆が来るたびその記憶が蘇り、心に深い傷が刻まれた。もう耐えられない。