お見舞いで病室にいた時、隣の空いたベッドから咳が聞こえた。徐々に近づき、心臓が締め付けられた。看護師に訴えたが「疲労」と一蹴され、絶望が募った。ある夜、「助けて」という声が響き、朝まで眠れなかった。帰宅後もその音が耳に残り、夜が怖くなった。後日、同じ病室の患者が同じ体験をしたと聞き、現実とは思えない恐怖が蘇った。あの声が頭から離れず、心に深い傷を刻んだ。病院が永遠の悪夢となり、もうお見舞いに行きたくないが、その記憶が私を追い続ける。