ホストとして客を送った帰り道、遠くから叫び声が聞こえた。風もない夜にその音は異様に響き、心に冷たいものが広がった。確認に行くと静かになり、心臓が締め付けられた。店長に話しても「風」と一蹴され、納得できなかった。翌夜も同じ道で聞こえ、恐怖で仕事が手につかなくなった。現実とは思えず、帰り道が永遠の悪夢となった。あの叫びが頭から離れず、夜が怖くなった。誰にも理解されない恐怖が、心を蝕んでいる。もう耐えられない。