学生のころの夏の夜、北海道赤平市平岸にある平岸神社の境内で
6人で缶けりをして遊んでいた。

同じ場所に隠れていた女性2人が「白い人が走って行くのが見えた
と怯え出したため、缶けりを中止して家に帰った。

私はそれまでに霊が見たことはなく、
その手の話を信じられなかったので、
どうせ何かの見間違いか気のせいだろうと思い、
怖いとも思わなかったし気にも留めなかった。

その後、別の友人に会う機会があり、
何気なく平岸神社の白い人の話をしたところ、
その友人も他の人からまったく同じ場所で白い人が走るのを見た
と聞かされたことがあると言い、背筋が寒くなった

なんでも戦時中、すぐ近くに強制収容所があったそうで、
過酷な労働に耐えかねて多くの人が亡くなったそうで、
その霊かもしれないとの話だった。

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