関西地方の心霊スポットの特徴

近畿地方の心霊スポットと多少かぶるポイントがあるのですが、
より、大阪や兵庫、奈良などにフォーカスして考えていこうと思います。

京都が霊的に守護されている都市だということも分かりましたが、
奈良もまたかつての都であり、大阪は古くから商業的に
人が大勢往来していた区域でもあります。

加えて、滋賀県や和歌山県も視野に入れて、
より深く考えてみましょう。

関西の心霊スポットの特徴が分かるかもしれません。

貝塚結核病院

大阪府は貝塚市にある貝塚結核病院は、廃墟系の心霊スポットです。
異様な雰囲気と、昔は結核はほぼ治らなかった病気であるとの点から、
強力な心霊スポットであると考えられるでしょう。

1948年に設立されましたが、1992年に閉鎖されました。
付近は学校や民家などがあるため、
入りやすい心霊スポットであるとも言えます。

内部では、幽霊目撃の噂があり、うめき声が聞こえるとの情報もあります。

貝塚結核病院での心霊体験談はこちら

○井病院

大阪府の泉南市にある病院の廃墟です。

「マルイ病院」と発音されるのですが、
誰かが書いた「○病」というスプレー文字より、
「○井病院」がマニアの間で固着しました。

侵入者の情報では、内部の物を勝手に持ち出すと、
閉鎖されているにも関わらず「持ち帰ったモノを返して下さい」と
単調な物言いで言われるとの噂がありました。

現在では、取り壊されているために、大規模な霊障は無いでしょう。
「○井病院」の文字が先行してしまい、オカルトっぽさを出した点では、
埼玉県は蓮田の「黒い家」と共通する点を見出すことができます。

丸井病院(南海病院)での心霊体験談はこちら

人面電柱

東大阪市にあるとある電信柱には、過去に交通事故で
この場にて亡くなった女性の霊が映し出されるように、残っています。

具体的な場所は、東大阪二号線と十号線が交差する点から
東へ約500m進んだ位置です。

某車販売店があるので、分かりやすいかと思えます。
女性の霊がここから出てくる瞬間の目撃例などがあります。

また、時間帯によっては、よりくっきりと女性の顔が浮かぶそうです。
また、女性の声がどこからともなく聞こえてきて、
不明瞭な何かを訴えてくるという情報もあります。

人面電柱での心霊体験談はこちら

リバーサイド病院

堺市にある廃墟の病院で、閉鎖された精神病院だと言われています。

この病院の開業した時代も古く、また、死亡者が多かったために、
なんらかの怪しげな治療が行われていたのではないかという噂ががいくつもあります。

まるで動物実験をされたかのような
うめき声が聞こえることもあるらしいこの廃墟は、
その異様さからか、警察が厳重に警備にあたっています。

人間の怨念が集積しているような心霊スポットであると言えるでしょう。

リバーサイド病院での心霊体験談はこちら

兵庫県のアジアホテル

兵庫県は元町にある、かなりの老朽化が見られる廃墟で、
印象的にも恐怖感があります。

出る幽霊も様々で、女性、女の子、赤ちゃん、太った男性、
コートの男性などの目撃情報があるとされています。

また、そもそもが荒れ果てているために、ゴミを捨ててしまう人が多く、
それも霊障を引き起こす一因になっているのかもしれません。

一度外に出ると、心霊現象がぴたりと止むという情報もあり、
地縛霊が多数いるのではないかと推測されます。

アジアHOTELでの心霊体験談はこちら

滋賀県は近江の「シガイの森」

漢字で書くと「新開の森」と書き、
織田信長が安土場を抜け出しこの森で遊んでいた
女郎達を処刑したという伝承が残っています。

どんな業者が森林を伐採しようと試みても、
霊障があり失敗してしまうため、現在でもその森を見ることができます。

女性の霊が出るという目撃情報があります。
また、付近の人間は誰もここに近づかないことでも知られています。

処刑の方法が残酷であったのか、
それとも、女性達は圧政下にいたのか、
現代ではその情報を調べることが難しくなっています。

シガイの森での心霊体験談はこちら

奈良県の「暗峠」

暗峠は、奈良県から大阪府にまたがる峠で、
小さい国道である「308号線」沿いに位置していることでも有名な心霊スポットです。

徒歩で峠に入ると、小さなモヤや黒くて人間ほどのモヤなどの目撃情報や
幽霊自体の目撃情報があります。

急激な坂に道が走っているだけなので、
峠に徒歩で入る場合には細心の注意が必要でしょう。
何か守護するようなものを持っていくことをオススメします。

暗峠(くらがりとうげ)での心霊体験談はこちら

関西地方の心霊スポットの特徴まとめ

はっきり言ってしまうと、「特徴がないのが特徴」であると言えます。

解釈を述べるのであれば、人の往来が激しく、
また、皇居や各要所を守るために作られた東京の「太極図」のような
風数的な加護に乏しいために、多種多様な心霊スポットが
誕生してしまうのではないかということが考えられます。

また、京都について調べてみても、心霊スポットとしては小粒なものが多く、
関西地方に霊や異形が散在しているという印象を誰でも持つでしょう。

霊障が多いにも関わらず、また人の怨念が多い地域にもかかわらず、
大規模な霊障対策がなされていないため、
どこが心霊スポットになってもおかしくはありません。

関西に住む人や旅行に出かける人は、
なんらかの守護となるアイテムを持って行った方が良いと言えるでしょう。

関西地方の心霊スポット体験談一覧はこちら