沖縄県宜野湾市の森川(もりのかわ)公園は、
広くて昼間ふつうに小さい子どもも遊ぶ公園なんですが、
夕方から夜にかけては人もあまり近付かない公園です。

羽衣伝説のある松の木が奥にあるとか言うんですが、
薄暗く気味も悪いです。

前々から、この公園は夕方から行っては行けない場所と親から言われてました。
なんでも、戦時中沢山の人が死んで、心霊スポットになっているのだとか。

だからなのか、夜に森川公園の近くを車で通ると、
公園が火事になってるように見えて消防署に連絡して公園へ見に行くと火事はなく、
暗い公園がそのままあるだけだったとか。

私自身も当時高校生だった時の話ですが、
友人と3人で森川公園に肝試しに行きました。

昼間とは違い重い空気で、かなり息苦しかったことを覚えています。

最初は友人達も花火をしたり、さわいでましたが、
急に友人の1人の女の子が凄い形相でう~う~唸ってこちらを睨んでたので、
どうした?って近付いたら、やったーくるすんどー!と、
方言で叫んで口から緑の液を垂れ流しながら倒れました。

方言の意味は、お前ら殺すぞ!友人は確かに低い男みたいな声で叫んでました。

でも倒れてから10分たって友人が気がついてその事を話すと、
全く覚えてなく、普通に服が汚れたことを気にしてましたから。

やはり、何かにとり憑かれたんだと思います。

夜に騒いだからそこで眠る霊が私達のことを怒って、
友人にとり憑いて公園から出ていくように仕向けたのだと思います。

それからは友人達と森川公園に行く話は出なくなりました。

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