実体験です。

私と友達AちゃんとBくんとで神奈川県横須賀にある廃墟、
ほたるの里に行きました。

ホタルを見ることができる数少ない場所として
地元では名が知れているようですが、実際は廃墟エリアで
心霊スポットでもありました。

誰も住んでいない家が何軒も続いていました。真っ暗でした。

ビビリな私は帰りたくてしょうがなかったのですが、
せっかく来たんだからと廃墟に侵入することになりました。

私自身は霊感は強くはないのですが、やたら直感が冴えてるというか、
勘が当たりやすい性分。

友達Aはお人好しで霊が寄ってきやすい体質だそうでそれが心配でした。

そんなこともつゆ知らず友達Bが好奇心全開で廃墟の扉を開けました。
扉が開いた瞬間、外の空気とは違う冷気というものを感じました。

直感的にこれ以上ここにいたらまずいと思いました。

廃墟の中はなぜか新聞だらけで異様な空気を発していました。
真夏だったのにとても寒かったのを覚えています。

真っ暗闇の中に何かが蠢いているのをはっきり感じました。

物置きからガタンと何かが落ちました。
これ以上ここにいたら皆憑かれると私の直感が訴えかけていました。

友達Aも真っ暗で顔は見えねど、
発するエネルギーと握り合っていた手の震えから、
同じことを思っていると確信しました。

泣き喚きたかったけどグッとこらえて、
静かに友達Aと一緒にまだ探検したいBを説得して車に乗って帰りました。

後日、友達Aがホタルの里についてネットで調べようとしました。
途端、パソコンの電源が落ちてそのパソコンは使えなくなりました。

私も友達Bも「ホタルの里」で検索エンジンを今でもかけられないままでいます。

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