これは大学3年のころの話になります。
本格的に就職活動が始まる前に、
自然のパワーを分けてもらおうと訪れたのが、
淡路島の鮎屋の滝でした。
これはおかしいと自覚したのは、
センサーに反応して電気がつくトイレに入るときでした。
それまで暗かった磨りガラスの窓が、
パッと明るくなり、誰かがトイレに入っていて、
トイレの個室でじっとしていたらトイレの電気が消えて。
その誰かが個室から動いたから、
電気がついたんだろうと思っていたんですが、
トイレの中には誰もいなかったのです。
このころ、部屋では机においていたペンやハガキなどが落ちたり、
バイト先のコンビニでは、店内の飾り付けが落ちたりということが続いていて。
思い返してみれば、鮎屋の滝に行った後から私の周りでは、
こういう出来事が頻繁に起きるようになっていました。
洲本市の鮎屋にある滝は、
あたりにお堂や石碑のある霊験のあらたかなパワースポットなのですが、
女性の幽霊がいるといわれる心霊スポットとしても知られています。
駐車場にまで届いている滝の音を聞きながら、
滝までの遊歩道を歩いていると、
背後に何かの気配を感じることがあり。
その気配が気になって後ろを振り返ると、
そこには女性の幽霊がいるという話があります。
私は背後に気配を感じたわけではありませんが、
自然のパワーを分けて貰おうと、
滝に向かって手のひらを合わせたのが悪かったのでしょうか。
トイレでの出来事のあと、神社に参拝をしたのですが、
しばらくは何かの気配を感じながら過ごすことになってしまいました。
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