仕事の関係で沖縄によく行っていたEさんから聞いた、
浦添市の前田と経塚を結んでいる奇妙なトンネルの話です。

それは出入り口が2つならんでいて、
出入り口の上には手書き風の文字で、
前田トンネル」と一文字ずつ刻まれたパネルがならんでいるトンネルです。

片方のトンネルは車が走行しているのに、
片方のトンネルにはフェンスが張られていてずっと工事中のままなのだそうです。

奇妙なのがトンネル内には作業をしている人の姿がなく、
話を聞くとこの状態でもう何年も過ぎているのだそうです。

同僚と一緒に取引先の車に乗ったEさんが、
県道153号線から浦添経塚郵便局ちかくの信号付き交差点から市道に入り、
その市道の先にあるトンネルに入ると、
Eさんの同僚がひどい頭痛に襲われてしまい、
ちょっとした騒ぎになりかけたことがあったそうです。

その出来事からしばらくして、
Eさんの耳にあるウワサが入ってきます。

それはこのあたりは防空壕がいくつもあった場所で、
開発を進めようとするたびに事故などが起こり、
なかなか開発が進められなかったというものでした。

事の真偽はわかりませんが、
いつまでも完成しないトンネルと同僚の一件もあるEさんにとっては、
この前田トンネルが気味の悪い場所になってしまい、
それから前田トンネルを通るときには、
入り口に設置された手書き風のパネルが、
ひどくいびつな文字に思えたそうです。

はっきりとわかることは、
地図でこのあたりを見ると住宅などがキレイに区画整理された、
近代以降になって開発された場所で、ちょうどトンネルの上には、
「玉城朝薫の墓」という琉球の演劇「組踊」の創始者の墓があり、
トンネルの手前、経塚公園の反対側が墓地になっているということです。

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