それは裏新池へ訪れたときのことです。

誰かが私の後ろや脇を通り過ぎて行ったと思ったのに、
あたりには誰にもいない、そんなことが3、4回ほど続きました。

その気配は背丈が私の太ももくらいの子供のもので、
私はこの場所だからこそ、気持ちが敏感になっているのだろう
と思っていました。

2015年の3月、当時五才の男の子が裏新池に浮かんでいるのが発見され、
搬送された病院で亡くなる事故が起こりました。

この痛ましい事件が注目を集めたのは、
亡くなった男の子のお姉ちゃんも、
裏新池で亡くなっていたから
です。

裏新池をさまよっていたお姉ちゃんが、
男の子を連れていった


幼い姉弟がそろって裏新池で亡くなっている事実
が広まると、
好奇心をあおるような意見が出て、
そんな意見を見て興奮した私は、
話題のスポットへ行くような感覚で裏新池に行ったのです。

地図をみると、豊中町には池があちこちにあって、
場所がわかるか不安でしたが、事故の起きた裏新池では、
フェンスの設置作業が行われていて、
どの池で事故が起きたかはすぐにわかりました。

フェンスの設置作業を見たとき、
その場所で幼い命が失われたということが大きくなって、
話題のスポットへ行く感覚だった自分が情けないと思いました。

肩を落としながらの帰り道も、
玄関先に立てかけてあった傘が風で揺れたのをみて、
それが人の姿に見えたりして、
その日は何をしていても人の気配を感じる一日になりました。

そして裏新池に行った次の日

私はいつものようにリュックだけを背負っていたのですが、
私の姿を見た友人には、リュック以外にも
荷物を持っているように見えていたらしい
のです。。。

へんな見間違いするなよと笑い顔を作りながら、
私は昨日の出来事をひとつひとつ思い出し、
私が感じていた気配の正体を考えて、
穏やかではいられなくなってしまいました。

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