紀伊半島の自然が豊かな山間部のダム湖で、
2015年に女性と思われる遺体が発見されました。

場所は十津川村の風屋ダムで、
釣りに来ていた男性が、
湖岸の近くに浮いている遺体を発見

遺体の腐敗は進行していてはっきりとした死因がわからずに、
警察は身元の特定を急いでいる、
そうニュースでは締めくくられました。

嫌な気持ちになるニュースですが、
風屋ダムで不思議な体験をしたことがある私にとっては、
鳥肌がたつような寒気を感じるニュースでした。

私が友だちと風屋ダムにいったのは2014年の秋頃のことです。

ダムを背景に立つ友だちの写真を撮ろうとしたときに、
左肩の後ろに何か大きなものがぶつかってきました

すぐに虫かなにかだろうと気がついても、
なかなか驚きはおさまりませんでした。

あたりを見てもそれらしい生き物は見えないので、
私にぶつかった後に何処かへ飛んで行ったのでしょう。

私の体が目隠しになっていて、
何がぶつかったのかは友だちには見えていませんでした。

私にぶつかってきたものの大きさは、
少なくともセミぐらいはあるように感じました。

気を取り直してスマホを友だちに向けると、
今度は頭頂部をかすめて、
同じような大きさの何かが通り過ぎます

あたりを見ても飛んでいる何かの姿は見えませんが、
このあたりをウロチョロと飛び回っているのは間違いないはずでした。

ところが、私の方を注目して見ていたはずの友だちは、
私の頭の上を通り過ぎた何かなんて見ていませんでした。

その時は気味が悪いと思っていても、
この出来事はすぐに忘れてしまい、
いつもどおりの生活を過ごしていました。

そして、ダムに行ったことさえ忘れていた頃になって、
風屋ダムで身元不明の遺体が発見されたのです。

信じたくはありませんが、私が体験した出来事と、
身元不明の遺体に何かつながりがあるかもしれない。

そう思ったからこそ、
このニュースは忘れられないニュースになってしまいました。

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