玉川上水のほとりには遊歩道が作られていて、
豊かな自然に囲まれた小川の近くを歩くだけなのに、
すがすがしい気持ちになれる場所です。

昔もっと大きな川だったころは、
東京に住む人たちの飲み水などに使われ、
今では癒しの空間として愛されている場所です。

ところがこの心休まる場所にはウラの顔があるのです。

作家・芥川龍之介が自殺した川として知られ、
新聞をにぎわせた幼い妹を道連れにした三姉妹入水自殺の隣には、
少年が玉川上水に落ちた記事が掲載されている、
そんな恐ろしい影を持った場所なのです。

じっと一点を見つめている少女が水辺に佇んでいると思っていたら、
すっと少女の姿は水に溶けてしまった。

そんな恐ろしい体験をした人がいる、
多くの命を飲み込んだ人食い川で、
そのほとりには霊がさまよい続けているのです。

私自身、
橋に向かって吠える犬の姿を見たことがあります。。。

何かがとおった気がしたのを、
そよ風が木の枝を揺らしたのだろうと、
気にもしていませんでした。

ところが知り合いから話を聞いてみると、
水のはねる音を聞いたことがある、
声がしたと思って見たら葉っぱが揺れていただけだったなど、
少なくない人が何かを感じ取っていたのです。

少女の霊を見た人はいませんが、
ひとりひとりの体験は偶然や勘違いで片づけられても、
少なくない人が何かを感じ取っていることを、
偶然や勘違いで済ませることはできません。

優しい時間が過ごせる遊歩道ですが、
その影の中には何かが潜んでいることは
忘れないでください。

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